10月29日(金) 対戦相手:気配
コンビニ
今週は何かとバタバタしておりまして、月曜日発売の雑誌で見逃しているモノが多くあるのですよ。スタンディング・インテリジェンス・マスターとしましては、不覚を取ったまま週末を迎えました。呼んでいない雑誌を探してコンビニジプシー。さすがに見つからないので何軒もはしごしますが、行く店でまた違う雑誌に興味を惹かれてしばらく滞在の繰り返しなのです。
ジプシーがジプシー取りにあってます。
さて、コンビニという場所は雑誌を窓側に配置してるのが多く、それは混雑繁盛してるように見せる工夫だったり、防犯の意味があったりと説は色々ありますが、大半が雑誌コーナーは窓側ですよね。という事は立ち読みに限らず雑誌を選ぶ人もガラス窓に顔を向けてます。何軒目かに寄った店で、気になる単行本を手にし集中してましたら、ボクと棚の間を人が通りました。スタンディング・インテリジェンス・マスター(立ち読み4段とも言う)としての基本ポリシーは
『人に迷惑をかけない』
ですから身体を交わし道を譲ります。ボクの視界の単行本の上下端からその人が男性だという事が分かりましたが、特に目線をそちらにやる訳でもなく活字に集中。数分経過。
「まだいるんだ、この人。って事は同じ立ち読みかな?」
くらいは頭をよぎりますが、もう意識は活字に行って、一冊読み終える間際のクライマックスですので周りが目に入りません。そして読破。さっきの人、まだいます。本を棚に返しじっくり見てみますと、その男性は窓ガラスに背を向けた状態で立ち読んでおります。ってことは
向かいあってた。
比較的広い雑誌売り場のスペースで、
男性2名がポツーンと
本を隔てて。