環境戦隊、北上中！

　６月１３日（日）　対戦相手：生意気
　霞ヶ浦町・かすみがうらエコフェア２００４

　『環境戦隊ステレンジャー』で茨城県の霞ヶ浦町に登場！僕のデータでは北の子供達（ちなみに先日帰国した子供たちではありません。）は純粋で素朴でおとなしいと聞いております。きっと、大ウケするね。うん。

　今日の現場はステージが無く、出演場所となったのはペットボトルロケットを飛ばすための芝生のグラウンド。舞台も舞台袖も無ければ着替える場所もありません。ゴミ怪人はどこでメイクするの？

　ステレンジャーカー（ワゴン車）で着替え、メイクし、よしっ！出番だぜ。車から降りると小学校高学年の集団に見つかりました。そして、囲まれ、

　「なんじゃこりゃ。」
　「ねぇねぇ、恥ずかしくない？」
　「ゴミだよ、ゴミっ！」

　暖かく迎え入れられました。その中の一人が、衣装として付いている、ゴミ怪人のボディに散りばめられたゴミの数々（製作日数＆材料費、たくさん）に手を掛け、

　「ねえ、このゴミ引っ剥がしてイイ？」

　ワイヤレスマイクの電源がオフになっているのを確認してから冷静に言ってあげました。

　「引っ剥がしたら、殴るよ。グーで。」

　無事、ショーも終了し、ステレンジャーの３人はそのまま会場を練り歩き。ゴミ怪人は危険を察知して、車に乗り込み早着替え＆メイクオフ。道具の片付けにいそしんでいると、先ほどの小学生の集団が、ヒーロー３人を取り囲んでワイドショーのレポーターながらの質問攻め。うーん、早く着替えておいて正解だったね。

　小学生の一人が、
　「イエローは役作りの為に太ったんですか？」
　そんな“役作り”なんて言葉、どこで覚えた？ではお答えしましょう。イエローは役作りで太ったのではなく、太っている人を選んでいるのだよ。そんなこまっしゃくれた子供に逆質問。

　「キミもイエロー体型だなぁ。イエローやってみる…」
　「絶対、嫌っ！」

　早っ！

　キミならなれるさ。ステレンジャーのスカウト部長はキミが高校に行く頃には契約金を用意して待ってるぞ。とりあえず、明日から予備軍としてステレンジャー基地の掃除から始めようか？

　時給１５０円から