4月26日(木) 対戦相手:なっぱ
稽古場
集団田中'98の6月公演『的(mato)』の稽古真っ只中です。現時点での進み具合はと言えばですねぇ、
ゴールに向かって走るのにスニーカーを買って靴擦れしないように歯磨き粉を塗ってる最中
ですね。ええ、まだ走る以前の段階です。ネタも必死に搾り出してドンドンと出てきてますし、まだ全体像は見えてこないのですが、この時期に全体像見えちゃったらゴールデンウィークに公演しなきゃいけなくなるので、今はこんな感じです。
二日ひとつのペースで次々と出てくる台本の読みあわせをします。ほぼ手直しをしなくても良いモノ、一回読んだ感じで「あ、これ、世に出ないな。」と思うモノなどありますが、上がってきた台本の読み合わせというのは、台本を貰う側にも新鮮ですし、書いてきた人間にもドキドキする瞬間なのです。で、今日の読み合わせの事。書いた人間以外は初めて眼にする文字の羅列は、文字の向こうにある設定や登場人物のバックボーンなどをも読み取らなくてはいけない暗号文なのです。で、なっぱと読み合わせたら
「さいわるー。」
え?今、何て言った?そんな訳わからん台本書いてないんですけど。良く見直してみると
『最悪』
って書いてある。もうバックボーンとか行間を読む以前の問題ですよ、これ。お前の漢字読み取り能力が
さいわるです。