8月11日(土) 対戦相手:その子の発言
川崎市
クリニックでのバルーングリパフォーマンスです。お盆休み返上でクリニックの皆さんは駆け込んでくるお子さんの為に一生懸命です。そしてボクはといえば今日も沢山の笑顔に会えました。待合室でコツコツと風船作ってプレゼントしておりますと、ある男の子が
「どうしてこんな事してるの?」
「病院って怖いと思った事ない?うん、お兄ちゃんは怖くないけど、中には怖いっていう子がいるでしょ?そういう子に楽しい気持ちになってもらう為にこういう事してるんだよ。」
「大切なお仕事なんだね。」
他人様から、しかもこの小さなお子さんの口から改めて言われると、やっぱりどんなに先行き不透明で不景気な時代でもこういう仕事は必要なんだよね~。
仕事いっぱい下さいっ!
今日一番の成果は、治療室から出て来て泣きじゃくってる女の子、お父さんは色んな手を使って泣くのを止めようと試みます。熱帯魚が沢山泳いでる水槽にこの子を近づけては「ほら、お魚さんだよ。」この子の不機嫌は収まりません。
「さかな、いやーーーーーっ。」
棚に置いてあるぬいぐるみに近寄っては
「ほら、クマさんだよ。」
「クマ、きらーーーーーーい。」
そんな所に紫色の風船を膨らましますと、お父さん
「ほらぁ、紫色だよ。」
「むらさきーーーーーー。」
今のこの子にとっては売り言葉に買い言葉なんでしょうね、聞こえる単語全てをオウム返しにして叫びたいちゃんなのでしょう。「むらさきーーーーーー。」って拒絶に聞こえませんもん。そしてその紫色でブドウを作ってみましたら、
数秒後機嫌が直ったよ~。Goodjob!
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