8月12日(日) 対戦相手:戦闘員候補
江戸川区
環境戦隊ステレンジャー、『東京健康ランド まねきの湯』の夏イベントに出動です。今年は多く出動機会を頂いておりますが、全て区やら市の団体などの公の機関からでして、民間企業さんのオファーは久々かも。お客さんはアロハでもムームーでもないですが、健康ランド特有のコスチュームでくつろいでいるお食事中の皆さん。中にはしこたま飲んでらっしゃる大人の方もおりますが、やっぱりお子さんが楽しんでくれているのです。
1ステージ目、戦闘員候補で積極的に手を上げてくれたのはセナくん、五歳。バスケの選手になりたいんだって。
「じゃあバスケの選手になってオリンピックとか行きたいか?」
「うん。」
「じゃあ、何色のメダルを取りたい?」
「金色!」
素敵だね。夢は口に出すと叶うからさ。時事的にもナイスな質問だったね。そんなセナくん、戦闘員さんとしても大活躍。地球を温暖化させる為に、熱い思いを伝えるコーナーではちゃんと「金メダル欲しいーーーーっ!」と大声で叫んでくれてますし、動きで地球を温暖化する怪人さんがその場で考えた『まねきねこ ニャンニャン体操』もしっかりやってくれております。が、ストーリーの流れでグリーンに変身する際にちょっとびっくりしちゃったのかな?その後の怪人さんとの対決を終えた時点で
大泣き。
お父さんと妹さんたちがステージ前にまで出てきてなだめてくれました。イエローの“お父さんパワー”でなだめられなんとか持ちこたえ、セナくんは大活躍してくれたのでした。
怪人さんの寒いギャグ、1ステージ目は
「風呂に入ってフロート飲みたい。」
2ステージ目は
「風呂に入って不老不死!」
うん、寒いね。またすぐにお風呂入りたくなっちゃうね。2ステージ目の戦闘員さん選びは難航しましたね。怪人さん、丁寧に進めて「やってみたい人ぉ?」聞いてみますが、なかなか手があがりません。お母さんが息子さんに率先して煽るも、
「じゃあやってみる?」
「んーん!」
首を横に振ります。女の子も小さすぎるし、うーん、どうするかぁ?すると客席に正座をして背筋をピンとしながら手を挙げているお子さんが。いや、見えてるんです。最初から手を挙げているのはわかってるんですが、敢えて外していたんです。何故ならその子は
ステレンジャー司令のお子さんだからさ。
なるべくなら身内は使わない方向なんですよ。でも他に手を挙げてる子もいないし、その後ろで飲んでる団体さんが、
「ここにいるよ!」
みたいなアピールしてますけどね、
「知ってるけど、わざと外してんねん、こっちは。」
でもこれ以上時間は掛けられないので「じゃあ、そこの正座して背筋ピンとしてる男の子!」出てきてくれました。ちっちゃい頃から稽古場で観ているステレンジャーですからね、段取り等々を新人ブルーなんかよりも知っちゃってるのですよ、だから怪人との風船膨らまし対決の時に普段は「今日は誰と来たの?お母さん?お母さんどこにいる?じゃあ手を振って、頑張ってるよー。」と気をそらしておいて怪人さん先に風船膨らますという作戦なのですが、もう何を言っても勝気満々。風船咥えて、離そうとしませんもん。
て…手ごわい!
でもおかげでショーは盛り上がりました。そして怪人さんも無事倒されたのでした。めでたしめでたし。何回も観に来てくれているのに生でグリーンを演ったのは初めてな司令のお子さん。最後にステレンジャー認定証をもらって嬉しそう。でもその認定証は、君のお父さんが
パソコンで打ち出してるヤツだよん。
本気でねだればダースでもらえると思います。
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