7月8日(水) 対戦相手:ちっちゃいオルガニスト
池袋
友達が芸術劇場大ホールで演奏するという事で、しかも観覧無料との事ですので見に行ってきましたが、弾く楽器は
パイプオルガン
なのです。教会式とか、ヤマトのデスラー総統が出てくる時にバックでかかってるアレですよ。その位の知識しかない庶民感覚ですいません。まず、芸術劇場の大ホールに入って疑問に思ったのは、1階席にお客さんがほとんどおらず、2階3階から埋まっていく事。同行したオペラ歌手さんに聞いたら、パイプオルガンは舞台の上にではなくて、舞台奥の壁(?)の上部に設置されてますから、1階席で見ると見上げる形になるのです。だから2階席から埋まっていくんだね。納得。
ランチタイム・パイプオルガンコンサートというタイトル通り、12:15~12:45までの30分なのですが、まあ贅沢な時間ですよ。劇場内での飲食は勿論禁止ですが、ランチタイムにこんな演奏を聴きに来るOLさんがいたら、まず惚れます。お友達からお願いします。
さて、演奏を見ていて更に疑問に思った事なのですが、まず丸イスではなく長テーブルのような形の演奏用のイス。これに座る時の座り方が、颯爽とすべるように、いや軽く助走をつけてイスの端に着地し滑ってました、実際。まるで
刑事がパトカーに乗り込む時のよう。
解り辛い?演奏中もフットペダルを右から左までしっかり踏むので、お尻がすべるようにしないと届かないんだそうな。そして、その足さばきがまた速くて多彩なのですよ。勿論その間も手は鍵盤を弾いているのでしょう。客席からは背中しか見えてませんから手元は良く解りませんけど。で、その足さばきを見ていたら、
タイ式マッサージにもきっと使えると思う。
手がメインの時は足元は滝川クリステルになってますけどね。演奏終了後本人と話す機会がありましたので劇場に残ってましたら、とっても珍しいものを見せてくれました。パイプオルガン業界では珍しくないのかな?いや、池袋芸術劇場では当たり前のようです(どうも、それ用のツアーもあるみたい。)が、スイッチひとつでパイプオルガンが
完全変形っ!
別にロボに変形する訳じゃないんですけどね。これまた庶民感覚に変換しますと、その変形は
ドリフの舞台転換
のように。パイプオルガンが回転して、奥から違うタイプのパイプオルガンが出てくるという感じです。目の当たりにした時の脳内のBGMは当然ドリフの転換の音楽でしたけど。それにしても知らない世界はまだまだあるもんだ。それにしても、博子ちゃん、アンタすげえよ。普段の天然ボケっぷりを知ってるだけに、いや、そこしか知らない為か、演奏中の背中が余計大きく見えたのでした。
▲「排水溝にはパイプマン使ってます。」という方、ポチっとな。塩素系成分配合ですので『混ぜるな危険』です。
もっぱらCDでしか聞けないでいますが・・・
トッカータとフーガ二短調をいつか生で聞きたいと思っています。
パイプオルガン奏者って、どうやって練習してるんだろう…と。
曲の練習だけなら普通のオルガンで出来たとしても、パイプオルガンって色々いじるところがあって、それで音の出方とかが変わったと思います。
排水溝の掃除にはパイプマン使ってます。
でも、掃除の時に、キッチンハイターを水に溶かしたやつも使うので、微妙に混ざってる気がします。
良く考えたら、危険ですね^^;
志穂さん>>それも聞きました。音大とかで練習するんだそうですよ。自宅では紙ピアノ(っていう言い方で解ります?)みたいなのでしか出来ないんですって。