ロッカールーム

芸人・エディーのオフィシャルサイト『GOODJOB』の闘う日記、その名も「ロッカールーム」。14年秋からコチラに引越し。

そのあとの言葉

2014-06-26 23:33:00 | パフォーマンス

 6月26日(木) 対戦相手:奥様
 お台場

 

 

 

 Statue_style DECKSお台場東京ビーチにてパフォーマンスです。ショー形式ではなくてスタチューで立っておりますがスタイルはこの格好でね。別にこの格好じゃなくても大丈夫なんですが、これだと演ってる人のスイッチが入りやすいんですよね~。

 

 

 

 ひたすら立ってるだけのこのパフォーマンスですが、見ていく、そして通り過ぎていく人の距離の違いが面白いんですよ。遠巻きに見ていく人もいれば小学生とか中学生は結構距離を詰めて近寄ってきますよ。で、何故か

 

 

 「おい、笑わせようぜ。」

 

 

 みたいな展開に。人形のように表情も変えない人がいたとして、何故子供は笑わせようとするのか、未だに謎なのですが、その手段がまたかわいくて

 

 

 「ダジャレ言ってみ。」

 

 

 その【笑わせる】=【ダジャレ】という発想が面白くて大笑いとか破顔までいかないけど内心は笑ってるんですよ。そういう意味では君達の目論見は成功なのです。さて、その距離感、大人の方はだいたい離れたところから観察してくれるんですが、今日一組の高齢のご夫婦がいらしてまして、奥様はものすごい近い距離まで詰めよってまずは顔をマジマジと。

 

 

 

 「すごいわねー、良く出来てるわねー。」

 

 

 

 顔もベースメイクしてますしパウダー叩きまくって質感から人間さを消してますので、近距離で観察されてもほーら大丈夫。そしてこの奥様は完全に人形と思い込んでゆっくり観察したまま通り過ぎ数メートル離れていきました。ま、そこからがワタクシの本領発揮ですからね、人が振り向く振り向かないギリギリの距離ってのがあって、そのラインを超えるともうその人は何事も無かったかのような感じで歩いていってしまうんですが、もう一度だけ見ようとするその距離で動いて見せたんです。この奥様も行こうとして、でも振り返って、発した言葉が

 

 

 

 「きも…」

 

 

 

 すぐに自分の発した言葉の意味に気付いたのか

 

 

 

 「すごいわねー。」

 

 

 

 と言い直しましたが

 

 

 

 このあとに続く予定だった言葉はなあに?

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