2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘、10月からタモキシフェン服用。再建のため形成外科に通い出すも、いろいろあって、再建中断。2020年4月皮膚の追加切除(2回)。5〜7月放射線治療。9月子宮筋腫摘出のためレルミナ服用開始。
次回は手術の1週間前に行く予定だったが、レルミなの副作用で気分の落ち込みが半端ないので、婦人科に相談に行った。
今の抑うつ症状は、レルミナのせいか、レルミナを飲まなくても起こる更年期障害か、はたまた、ストレスによるうつ病か?との疑問には、ホットフラッシュと同時に出ているなら、レルミナか更年期障害でしょう。
レルミナのせいであれば、薬を止めればおさまるが、手術で卵巣摘出すれば、エストロゲンが出なくなるので、同じような抑うつ症状は術後も続く。レルミナのせいかどうかは、薬をやめてから1か月くらい経過しなければ分からない。とのこと。
レルミナのせいであってもなくても、卵巣摘出をすれば抑うつ症状が続くことは確実。じゃあ卵巣摘出をやめるかという問い。レルミナのせいではなく、更年期障害が原因なら、卵巣摘出してもしなくても同じように続く。どうせ続くなら、卵巣摘出をしないことに意味はない。だが、レルミナのせいと言うことに賭けて、卵巣摘出をやめて、この辛い症状から抜け出したい。
そもそも、自家組織再建でお腹から皮弁を取るために、邪魔になる子宮筋腫を取るということから始まった。その後、放射線照射を受けることになり、数年間、再建はできないことになった。また、自家組織という、大掛かりな再建方法は避けたいという気持ちが固まってきた。自家組織再建しないなら、子宮筋腫摘出の手術自体が不要ではないのか?
今、生活に支障がないのであれば、今後、子宮筋腫があることで、生活に支障が出てくるということは稀である。また、子宮筋腫があると血栓ができやすくなるといわれているが、今、血流が悪く下半身が浮腫むなどの症状がなければ、将来血栓ができる可能性も低いとのこと。婦人科としては、手術の必要性はない。(この辺の判断については、医師によりまちまちだ。こんなに大きな筋腫は取った方がいいと言った医師も複数いた。でも、この病院の医師は2人とも、取らなくてもいいという意見だ)
卵巣摘出は、乳がん再発の防止になるから、子宮筋腫を取るなら一緒に取った方がいいという、いわば、おまけのようなもの。何がなんでも取らなければならないというわけではなかったはずだ。卵巣を摘出することにより、乳がんの再発リスクが格段に下がると言うなら、やる意味は大きい。まず、その点を乳腺科に聞きに行くことにした。
抑うつ症状からの解放と乳がんの再発リスクの軽減を天秤にかけることになる。抑うつ症状からの解放を優先した場合、手術自体をやめる。そして、レルミナをやめて、数ヶ月経過しても抑うつ症状が続くなら、それは更年期障害の症状であり、そうであれば卵巣をとっても変化がないということになる。だったら、そのときに改めて手術してもいいのかもしれない。
また、治療がずるずると延びてしまうのは、本望ではないが、この抑うつ症状の辛さからは解放されたい。少しでも可能性があるなら、手術をやめるという選択肢はアリだと思う。
何か月もかけて右往左往してる。でも、惰性で手術しない方がいいよと、何処からか囁かれている気がする。