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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

親不知抜歯後抜糸完了

2019-10-16 19:10:00 | 親知らず 口腔外科
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘手術。病理の結果、抗がん剤治療が必要になったので、その前に炎症が起こりそうな要因は全て取り除く。その一環で、10月4日、親知らずを3本同時に抜いた。

1週間後に抜糸の予定が、台風直撃の予報のため、延期になり、12日後の今日抜糸。

1週間くらい腫れが続き、痛みが振り返したりして一時はどうなることかと思った。でも2週間もしたら何事もなかったかのように元に戻った。抜糸もしてスッキリ。

親知らずを抜くと小顔になるというが、それは骨の柔らかい若い子だけだとのこと。骨が固まっちゃってる私は、元のまま変化なし。もっと早く抜けばよかった。

抗がん剤治療に備えて親知らずを抜いたが、抜糸が延期されている間に、昨日、オンコタイプDXの結果が出て、抗がん剤はやらなくていいことになった。

このことを口腔外科の先生(癌の専門医)に報告すると、オンコタイプDX自体はよく知らないが、アメリカのこのような統計は、被験者が多く、かなり信用できるから、信じて、抗がん剤をやらなくてもいいと思うとのこと。援護射撃してもらった。

免疫力を上げる、「樹状細胞ワクチン療法」のポスターが貼ってあったので、やった方がいいのか聞いてみた。そしたら「egaoegaoさんは元気そうで免疫力低下してると思えないから、反対はしないけどお勧めもしない。それより、そのお金(100万円くらいかかる)で、好きなことやって、もっと免疫力あげた方がいい。興味があるなら瀬田クリニックでやってるから話を聞いてみたら?」との回答。

免疫力あるのかぁ。癌になったけど。そう言われると100万円は別のことに使った方がいいのかな?

次は再建と同時にやる皮膚の追加切除。明日、形成外科を受診する。

抜歯後の抜糸が台風で延期

2019-10-12 19:40:00 | 親知らず 口腔外科
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘手術。10月抗がん剤治療に備え、親知らずを3本同時に抜いてもらった。

抜くのは先生が大変なだけで、麻酔が効いてたから私はラクチンだったが、この1週間、腫れは続き、しばらくは流動食しか食べられなかった。一旦おさまったのに、痛みが振り返したこともあり、一時はどうなることかと思った。

実は今日、抜糸の予定だったが、昨日先生から電話があり、大型台風直撃予報のため、抜糸は今度の水曜日に延期になった。来週は火水木と3日続けて病院だ。やれやれ。

9月に台風直撃で大被害が出たばかりだから、今回は、いろんなところで、予め災害防止対策がとられている。私が担当していた本日開催予定のセミナーも予め中止にした。

これは予定していた講師の先生とお客さんには大変申し訳ないが、私としては正直助かった。というのも、親知らずを抜いて1週間経てば腫れも引くと思っていたのだが、まだ、かなり腫れている。これでセミナーの司会をやるのは、見苦しい上、滑舌も悪くて、申し訳ないと思ったから。

もしかしたら、天が味方してくれてるのかも。

親知らず3本同時抜き

2019-10-04 17:34:00 | 親知らず 口腔外科
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘手術。今日でちょうど乳がん手術から1か月経過。

術後抗がん剤を勧められたが、副作用を考えるとできれば避けたい。そこで、オンコタイプDXという検査を受け、結果がよければ抗がん剤はやらなくてもよいとの話になった。現在結果待ち。

とはいえ、検査と並行して、もし、抗がん剤投与が必要になった場合に備え、炎症しそうなものは全て処置しておくことにした。

下の親知らずが歯茎の中に埋没したまま、大臼歯に向かって真横に生えている。これが大臼歯に到達するとえらいことになるので早く抜いた方がいいと言われていた。そこで、口腔外科を受診。

レントゲンを撮ると、下2本だけだと思ってたのに上にももう1本親知らずが埋まっていた。「今日全部抜く?」と先生。「そんなことできるんですか?」と私。「やってみる?途中でダメそうならやめよう」ということで、局所麻酔で1本目の抜歯開始。

しばらくすると近くの患者さんにお医者さんが「3本同時に抜きたいなら、全身麻酔で、、、」と説明してるのが聞こえて来る。ん???私の先生は涼しい顔で「こっちは局所麻酔でやっちゃってるけどね〜」そ、そういうもの???

先生が押したら引いたり叩いたりして、歯を砕きながら、悪戦苦闘すること40分。1本目の抜歯が無事終了。先生は文字通りの力仕事で汗だく。私は麻酔効いてるので痛くもなく、疲れてもない。

じゃあ、もう1本。次は、小さいがハンマーまで登場した。でも今度のは早くて、20分くらいで抜けた。調子に乗って、上の歯も抜くことに。上の歯はもっと早く抜けた。ほんとに3本同時に抜けた〜。

でも、大変なのはこれからだった。麻酔が切れても痛み止めを飲んでるのでさほど痛くはない。が、顔がパンパンに腫れる。口が開かない。ものが食べられない。おかゆとかジュースとか豆腐とかで、食いつなぐ。8月に舌の手術を受けたときも舌が腫れて流動食しか食べられなかったから、食べ物の調達は慣れたもの。パック入りの冷たいポタージュが美味しい。



術前の準備はチャクチャクと

2019-08-28 16:34:00 | 親知らず 口腔外科
2019年7月乳がんの宣告を受け、8月乳がん専門医を受診。9月3日に入院して、左胸の全摘手術を受ける予定。

乳がんの手術に先立ち、先週、舌にできた良性の腫瘍を切除した。2、3日は腫れが引かなくて流動食だった。腫れが引くと、今度は縫った糸がモチョモチョするのが気になった。何針も縫ったのでナイロンのような短い無数の糸が舌から生えてるって感じで、それが上顎に当たりモチョモチョして気持ち悪いのだ。それでも入院前に片付けておかなきゃならない仕事もあるし、通院もしなきゃならないから、休んではいられなかった。乳がん治療は体力いるね。

今日、舌の抜糸をしてもらい、やっとスッキリした。経過は良好。まるで何もなかったように、傷跡もなく以前の舌に戻った。多少硬くなった感じがするが、時間が経てばやわらかくなっていくそうだ。これで、医療面での術前の準備は全て終了。

術式決定、乳頭乳輪温存、抗がん剤と放射線は不要

2019-08-23 16:29:00 | 親知らず 口腔外科
2019年7月乳がんの宣告を受け、8月乳がん専門医を受診。

MRIを撮った。乳腺のMRIはうつ伏せで台の窪みに両胸を入れて撮る。うつ伏せだから、通常のに比べて圧迫感をあまり感じない。閉所恐怖症とまではいかないがMRIは怖くて嫌だと思ってたけど乳腺のは怖くなかった。こんな感じ↓

MRIの結果が出るまで2時間くらいあるので、近所の親友を呼び出しランチ。小学校の時からの友達。同じ学校に行ったことはないけど。なんでも話しておかないと。ということで乳がんカミングアウト。すごくショックを受けて、すごく心配してくれた。やっぱ、言わない方がよかったかな???今後は人に言うかどうか、もっと慎重に考えよう。

病院に戻り結果を聞く。パソコンに画像が映し出されている。こんな感じに↓映るはずが、私のはこの半分くらいしかなくて、とっても恥ずかしい感じ。

うつ伏せだから、大きく映る筈なのにね。マンモやCTよりも強烈だった。と、そんなことに気を取られている場合ではない。先生の話をちゃんと聞こう。

がんは乳頭までは達してないから、全摘でも乳頭乳輪は残せるでしょう。ただし、手術中に切り取った乳頭付近の乳腺の生検をして、切除面に癌が有れば乳輪乳頭は切除することになる。先生が迷うような微妙な場合、私自身は全身麻酔で判断できないから家族に判断を委ねる。とのこと。

夫は、そんなとき、迷うくらいなら取っちゃって下さい。といいそう。母に頼んで、再手術になってもいいから、残しておいて下さいと言ってもらおう。後で取ることはできても、取っちゃったら元に戻せないから。

乳腺全摘後、ペッチャンコでも、乳輪乳頭があるのと、乳輪乳頭があった部分に一直線の手術痕があるのとでは、全然違うような気がする。残せるものなら残して欲しい。

この前の診察のとき、一緒に行った母は、先生に、自分の乳頭を私にあげられないですか?と聞いていた。先生はそれはできませんよと。おかあさん、ありがとう。だけど、もしできるとしても、もらえないよ。

現段階では、術後はホルモン剤はやるが、抗がん剤、放射線治療は必要ないでしょうとのこと。ただし、術後、摘出した乳腺の生検の結果によって、最終決定することになる。

手術より、抗がん剤や放射線治療の副作用が怖い。髪の毛が抜けたり、何年も体調不良で苦しむのは嫌だ。

今日の結果は、不幸中の幸い。いい方向に進んでるようだ。手術は9月4日、入院は前日。実家に行き両親に報告。