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乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

色んなことが重なって不安になってきた

2020-02-29 19:52:00 | 乳房再建
2019年9月乳がんで左胸全摘後、10月から再建に向けて形成外科を受診してきた。

私には、子宮筋腫という厄介な問題もある。かれこれ15年くらい前から、医師から、とった方がよいといわれているものの、生活に支障がなく、閉経すれば小さくなるというのを信じて、とらずにいた。数が多いのと中には大きなものもあるので、腹腔鏡ではできず、開腹手術をしなければならないと聞いたことにより、より躊躇していた。

今でさえ、お腹の中が筋腫でパンパンだ。再建でお腹から皮弁(自家組織)をとると、筋腫が邪魔をして閉じられないので、皮弁をとる前か、同時に子宮筋腫切除の必要が生じた。

エキスパンダーを入れるときにやるには腹腔鏡でやり、膣から摘出しなければならない。開腹でやると皮弁を傷つけてしまい、皮弁が使えなくなる、開腹でやるなら、皮弁をとる手術のときに、まず皮弁をとり、次に開腹して筋腫をとることになる。

婦人科に診てもらい、腹腔鏡でもなんとかいけるが、膣から出すには大きすぎるので、おへその周りに4センチくらいの穴を開けてそこから出すことになる。そうなると、皮弁をとるのに支障が出る。ということが判明。そうすると皮弁をとるときに開腹手術を同時にやらなければお腹から皮弁をとる道がなくなる。

皮弁を取って再建するのは、去年までかかっていた先生の転勤先。かなり遠いところ。つまり、再建も子宮筋腫の開腹手術も遠隔地でやることになる。手術のときも去ることながら、退院後の移動や、その後の経過観察にも不安がある。

これとは別に、一昨日になって、来月エキスパンダーを入れる手術のときに、がんが触れていた部分の皮膚の追加切除を同時にやることになっていたのに、それができないかもしれないと言われてしまった。

できるとしても、手術の日程は組み直しになる可能性が高い。その日程に合わせて仕事の調整をしているので、この段階での組み直しは厳しい。

おまけに、再建後のアフターケアをしていただくことになっていた先生が転勤してしまうことも突然聞かされた。

問題山積でどうなっちゃうの???





ブログを始める。

2020-02-28 19:48:00 | 日記
2019年9月乳がんで左胸全摘。10月から自家組織の再建を目指して形成外科を受診。いよいよ3月にエキスパンダー挿入の手術が決まっている。

私の場合は、単に乳房を再建(形成外科の領域)するだけでなく、乳がんが触れていた部分の追加切除(乳腺科の領域)と子宮筋腫の摘出(婦人科の領域)があり、かつ、乳房再建のための皮弁移植をエキスパンダーを入れる手術と、自家組織を取って移植する手術は、別々の病院でやってもらう。その上、自家組織移植をやる病院は、遠隔地にある。各科、各病院にうまく連携してもらうことで、進めてきた。

昨日は術前検査、次は入院してエキスパンダー挿入と追加切除の手術の予定だった。ところが医師からもう一回病院に来て乳腺科の診察を受けて、その診断次第では予定した日に手術はできないかもしれないと言われて、心が折れた。

その日に手術を受けるために、仕事をセーブし、スケジュールの調整をし、付き添いの者のスケージュールも空けてもらい、これまでの受診日も休暇をとりと、肩身の狭い思いをしながら、なんとかここまで漕ぎ着けたのに。

先生は高が1週間休むだけじゃないかと思うかもしれないが、1週間仕事を休んで入院するのはタダごとではない。そこのところをわかってくれているのだろうか?もう一回病院に来て。と気安く言うけれど、それが1週間の入院休暇を控えた労働者にとって、どれだけの心労か。。。

このままでは、精神的に疲れ果て、再建を諦めてしまうような気がする。再建が必要ないと思って止めるならいいが、やりたいのに諦めたくはない。今後のことを考えるに当たり、これまでのことを、振り返って記録に残しておくことが必要だと思った。

他方、同じような理不尽な経験をする人が他にもいるかも知れない。その人に参考にしてもらえるなら、少なくとも、そんな経験をしているのが一人じゃないことがわかり少しでも救われるなら、この経験を公開する意味があるかも知れない。そう思って、今日、このブログを立ち上げた。

(この日から過去の記事を書いたが、投稿日は、現実に起きた日に合わせて遡らせています)



形成外科受診4回目

2020-02-27 18:09:00 | 乳房再建
2019年7月乳がんが発覚し、9月左胸全摘。10月から自家組織再建を目指して形成外科を受診。2020年3月、形成外科にて、癌に触れていた部分の皮膚の追加切除とエキスパンダー挿入予定。

今日は術前検査。いよいよ乳房再建が現実的になり、もう後には引けないと、覚悟も決めて臨んだ。

放射線科や麻酔科で術前の検査、診察を受けたあと、形成外科へ。今日はもう自家組織移植をしてもらう先生は転勤してしまってて、いない。エキスパンダーを挿入してくれる先生の診察。

10月に初めて形成外科を受診したときに、この先生も見てくれていた。そのときは、乳腺科の先生が私の胸にマジックで切除の場所をマーキングしてくれていて、それを写真にも撮った。

今日、まず患部を見てもらい、先生から追加切除の場所を聞かれる。内心、写真を見た方がいいんじゃないの?と思いつつ、この辺、と範囲を示す。

すると、そんな広い範囲とって大丈夫かな。乳首の位置が端っこにズレちゃうよ。と先生。追加切除は乳首の脇側の皮膚なのだが、先生はとった皮膚を縦に縫い合わせると考えているようす。私からいやそうじゃなくて皮膚を横に縫い合わせるから位置はズレないと説明した。これは10月に転勤した先生とこの先生が協議していた内容。それで一応納得してもらえた。

だが、そんなに広い範囲をとると綺麗に再建できないかもとも言われた。そうなの?転勤した先生は綺麗にできると言ってたのに。。。そうなら、10月に見たときに言ってくれればよかったじゃない。。。

次に飛び出した先生の言葉にまたビックリ。形成は腫瘍切除は専門外だからこの病院の乳腺科を受診してほしい。(乳腺全摘をしたのは別の病院の乳腺科)手術にも乳腺科の先生にも入ってもらうほうが良い。乳腺科のスケジュールが合わなければ手術延期。とのこと。

そ、そうなの?10月に初めて形成にかかった時から追加切除の話をしていて、そのときこの先生も立ち会ってたのに、その時も、その後もそんな話は一切出なかった。

それに、12月に、先生にエキスパンダーを入れる手術と一緒に皮膚切除をするという内容の手術を3月25日にやるってことで、予約して今日を迎えたんだよ。

そんなことなら、この前受信してから今日までの間に乳腺科に行けたのに。。。入院日程に合わせて、仕事のスケジュール調整してるのに。。。

必死で、先生に、腫瘍は全部取り切れているんです。腫瘍が一部露出していて皮膚に触れていたから、その部分の皮膚を取るだけです。腫瘍の切除ではないです。電話で乳腺科の先生が、転勤した先生と協議し、形成外科で切除することに決まったんです。と言って食い下がった。が、この病院の乳腺科の診察は必須と言われ、執刀医がそういうのを拒否るわけにもいかず、渋々了承した。

前回までは転勤した先生が主任で、この先生は急に呼ばれて部分的にしか聞いてなかったんだから仕方ないと、何とか無理やり納得してみた。

乳腺科に連絡してもらったが、誰も出ないと言う。先生が夕方乳腺科に連絡して協議した後、連絡くれることになった。

そして、さらに追い討ちをかけられた。先生は今年いっぱいでこの病院からいなくなると言う。これも初耳。遠いところで自家組織移植してもアフターフォローはこの病院でこの先生にやってもらえるということで、安心していたのだが、先行きが不安になってきた。

この前はバタバタしてて、確認できなかったことがいっぱいあったので、質問をリストにしてきていた。だが、今日も寝耳に水のことが、次々出てきて、また翻弄されてしまい、聞きたいことは半分も聞けずに帰宅。ほんとに大丈夫かしら??

夕方、形成の先生から電話が来て、3月3日に乳腺科を受診することになった。はっきり教えてくれないが、どうも乳腺科の先生は、エキスパンダー挿入と同時に皮膚切除をするのに反対らしい。

なんだか雲行きが怪しくなってきた。

3か月ぶりの乳腺科

2020-02-10 18:11:00 | 乳がん
2019年7月乳がん発覚、9月左胸全摘、10月タモキシフェン服用開始。

今日は3か月ぶりの乳腺科の診察。

エコーは異常なし。ここのゼリーは温めてあるから、ヒヤッとしなくていい。

最近だるくてやる気も出ないのは、タモキシフェンの副作用じゃないかと聞いてみた。去年の夏から、がんの診断受けて手術して、抗がん剤受けるか悩んで、再建の病院にも行ってるから、疲れて当たり前。疲れが原因で、薬の副作用ではない。とキッパリ一蹴された。そう言われればそうかも。

再建の状況を聞かれたので、3月にエキスパンダーを入れるのと同時に皮膚の追加切除を受けて、半年後くらいに自家組織再建と同時に子宮筋腫の開腹手術を遠隔地で受ける予定であること、でも、まだ迷いがあり、皮膚の追加切除はしないで放射線治療を受けようかとも思うことを話した。

どうせ再建するなら、追加切除もした方がいい。再建と放射線治療をやるのは無駄。との意見だった。

でも、追加切除すると新たな傷ができるんだよなぁ。放射線治療は放射線治療で、副作用が心配だから、どっちがいいのか、まだ迷う。

今回もタモキシフェンは3か月分。