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笑っておっぱいを取り戻す!

乳がん発覚から乳房再建までの奮闘記

癌になって始めたこと(5)

2020-08-05 21:21:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

癌になって始めたこと5回目の今日は赤紫蘇。

前回書いた煎じるブームで気になるようになったのがポリフェノール。赤玉ねぎやナス、紫のぶどうなどの色素に含まれている。このポリフェノールがたっぷり含まれているのが赤紫蘇。

赤紫蘇の葉を大量のお湯でグツグツ煮出すと、色素が煮出されて葉っぱが赤から緑に変わる。葉っぱを取り出して砂糖を加えてシロップにする。これを水や炭酸水で割って飲む。焼酎を入れても美味しそう。


取り出した葉っぱに塩をまぶして揉み込むと、緑になったはずが、元の色に戻ってくる。中に残っていた色素が出てくるんだと思う。

これをギュッと絞って出てきた赤い水はお酢や砂糖を加えて塩揉みしたナスやきゅうりを漬けるとなんちゃって柴漬けになる。


残りの葉っぱは乾かして細かく砕くと、ゆかり(ふりかけ)になる。ジュースを煮出した後だから、風味は弱いけど、それなりに美味しい。





癌になって始めたこと(4)

2020-08-04 20:08:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

癌になって始めたこと第4弾の今日は「煎じるブーム」。

毎年、ドクダミ を干して、麦茶と一緒に煮出してお茶にしている。緑茶も毎日1リットルくらい作っている。これが入浴剤にもなるというネットの記事を見て自分流にやっている。飲む用のお茶を淹れた出し殻の二番煎じを入浴剤にする。鍋に入れて沸騰したらそのまま電熱の保温器(鍋敷きのようなやつ)に載せておく。これをお風呂に入れると、お湯がまろやかになる気がする。

兄弟が農家から畑を借りて、家庭菜園を超えたプチ農業をやっている。今年は紫玉ねぎを作ってくれた。無農薬だから、外側の皮まで使える。

この皮を煮出すと綺麗な赤色のスープができる。いい出汁が出る。綺麗な色だから、これだけでコンソメのようにしてガラスの器に入れたらオシャレだろうなぁ。と思いつつ、いつも野菜ペースト(癌になってやり始めたこと(1)参照)を割るのに使って、おどろおどろしい色のスープにして食べている。
赤玉ねぎの皮に普通の玉ねぎの皮、ネギの青いところも加えて煮出したベジブロス。赤玉ねぎだけのより、くすんでる。

こういう普段は捨ててしまう野菜の切れ端などからとったスープをベジブロスというらしい。大根の皮とか、にんじんやナスのヘタとか、ネギの青いところとか、適量が溜まったところでグツグツ煮て作る。これも野菜ペーストを割るのに使っている。

この出し殻も入浴剤を作るときに一緒に入れたり、赤玉ねぎの皮は単独で二番煎じを出して手作り化粧水(癌になって始めたこと(3)参照)に加えている。

今は、このようにいろんなものを煎じてみるのが、私の中のブームとなっている。

癌になって始めたこと(3)

2020-08-03 18:54:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

今回は、癌になってやり始めたこと第3弾。

ニンニク、ドクダミとお酒に漬けて、調子に乗り、ググっていたら、梅干しの棚を純米酒に漬けた化粧水というのが見つかった。

玄米を食べ始めてから、ほぼ毎日梅干しを食べてるから、種を使えるのは嬉しい。シミや肌荒れに効くらしい。

純米酒は美白効果があるというので、塩浴(飽和状態の塩水を体に塗り老廃物を出すというもの)を兼ねて、純米酒にたっぷりの塩を溶かして使っていた。だから純米酒は常備してあったので早速作ってみた。

純米酒を少し入れた瓶に、梅干しの種が出るたびに入れておくだけ。これに、ドクダミ花酒を加えたり、緑茶やグアバ茶を少し入れたりして、スプレーボトルに入れて使っている。緑茶などを入れると傷みやすいので、極少量を作り、1週間くらいで使い切れなければ、入浴剤(次回以降に書くもの)に入れて使い切る。

今日、今年初めて桃を食べたので、種を純米酒に漬けてみた。どうなるかなぁ?皮もよさそうなんだけど、残留農薬も気になるので、漬けるのはやめた。

お酒に漬けるシリーズはここまで。次回からは「煎じるブーム」。

癌になってやり始めたこと(2)

2020-08-02 15:51:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。

前回に引き続き、癌になってやり始めたことをまとめておく。

体温を上げ、免疫力を上げるというニンニクをたくさん摂ろうと思ってニンニク酒を漬けてみた。大量のニンニクの皮を剥き瓶に詰めてホワイトリカーをひたひたになるまで注ぐだけ。1か月くらいで飲めるようになる。寝る前にレンチンしてアルコールを飛ばして豆乳で割って飲む。つけたニンニクは料理に使える。前回書いた野菜ペーストを作る時もこれを使っている。


左から、ニンニク酒、ドクダミ葉酒、ドクダミ花酒

これを作ったら、今度はドクダミ を焼酎につけることを思いついた。ドクダミは毎年5〜6月の花の咲いたものを刈り取って干してお茶にしていた。今年はこれを焼酎に漬けてみることに。

というのも、ドクダミ のあの匂いの元になるデカノイルアセトアルデヒドは殺菌抗菌効果があるが、干してしまうと失われてしまう。焼酎に漬ければ他の成分(血流改善やデトックスなど、いろいろな効果がある)もそのままで、デカノイルアセトアルデヒドも摂ることができる。痒み止めや虫除け、化粧水にもなるとのこと。これはやってみるしかない。

ドクダミの葉っぱをちぎり取って瓶いっぱいに詰めてホワイトリカーを注ぐだけ。花は花だけで漬けてみた。花は特に新陳代謝を促す効果あるが、洗ってしまうと花粉が取れて効果が薄れるというので、化粧水に使ってる。

ホワイトリカーに漬けるとあの独特の匂いはしなくなり、爽やかな香りになる。ジンみたいな感じ。ニンニク酒は身体のためって感じだけど、こっちは美味しいお酒。アルコールを飛ばさないでちびちび飲んでる。アルコールを飛ばすと、デカノイルアセトアルデヒドも飛んじゃうんじゃないかと思って(未確認)。

癌になってやり始めたこと(1)

2020-08-01 18:07:00 | 日記
2019年7月乳がんが発覚し、それを職場のボスに報告すると、手術はしない方がいいということと、マクロビオティックを熱心に勧められた。でも9月に全摘手術を受け、2020年4月に2回の皮膚の追加切除、5〜7月にかけて放射線治療を受けた。追加切除も放射線治療も、幸か不幸か、新型コロナでテレワークの期間に重なったので、ボスには言わなかった。言えば必ず反対されただろう。

私はマクロビオティックを否定するわけではない。でも、癌の進行を止めるほどの効果が食べ物だけで得られるとは思えない。そんな効果があったら、むしろ怖い。又は製薬会社が飛びついて製品化しているはずだと思う。効くと知りつつ、そんな効果のある薬を作ったら他の薬が売れなくなって、商売にならないと考えるほど、製薬会社が落ちていれば話は別だが。

そんなふうに考えて、標準治療を選択しつつ、マクロビオティックも取り入れてみた。と言っても去年の8月からお昼を玄米食にしただけ。去年は、友達とお昼を食べることもちょくちょくあったし、外出もあったから、全部というわけにはいかず、週に3〜4回くらい。今年の4月から新型コロナでテレワークになり、毎日になった。今後も人とお昼を食べに行く機会はなくなるだろうから、玄米率は上がりそう。

玄米にはお漬物が合うので、ハリハリ漬けとか白菜漬けとかを、よく作るようになった。糠味噌漬けは好きなので、前から漬けてる。梅干もほぼ毎日食べるようになった。

お昼は肉とか卵とかを取らなくなったので、一応ベジタリアンかな。マクロビオティックのルールは厳しいので、守れてないと思う。

去年の12月に、入院で同室だった人からこの↓本を頂いた。なるほど、と思うことが書いてあり、自分流に実践している。


基本はトマト、椎茸、えのき、ぶなしめじ、ニンニク、ゴボウ、ニンジン、キャベツ。これにレタスの外側の硬い葉っぱやネギの青い部分などを入れたりして少なめの水で熱量をかけて茹でる。ブロッコリーを茹ですぎちゃったりしたら、これに入れちゃう。茹で終わったら、鶏の胸肉を中に沈めて、1時間保温しておく。鶏肉は取り出して蒸し鶏として頂く。野菜と汁はブレンダーでペーストにして、製氷器で固めておく。

この野菜キューブを味噌汁に入れたり、豆乳やベジブロスや水で割ってポタージュにしたりして、ほぼ毎食飲んでいる。言い出しが出てるので、味噌汁に出汁を使わなくなった。ちなみに味噌汁には酒粕を少し入れてる。体が温まりそうだから。鶏の出汁が出てるから、ベジタリアンとは言えないかな。

今、この本を読み直してみたら、野菜スープが抗がん剤や放射線治療の副作用を抑えると書いてある。そういえば、先月まで受けた放射線治療で副作用はほとんど出なかった。皮膚は焦げたけど。野菜スープが効いてたのかもしれない。

ベジブロスについては、次回。