山道を登ること20分
やっと岩屋寺の境内が見えてきました!
どこに?って!!
ここです。
わかりますか?
岩屋寺は自然の岩と一体となっているんです。
まるで岩が屋根を食べているようでしょ~!!
何とも凄い建て方をするもんです!
こちらが本堂
本堂は岩に食べられていませんが、本堂の横に岩窟があるのがわかりますか?
この岩窟も修行の場となっています。
弘法大師がここを訪れたのは弘仁6年(西暦815年)とされていますが、その頃すでに土佐の女性が岩窟に籠るなどして、法華三昧を成就し法華仙人と称していたそうです。
法華仙人は、弘法大師の修法に篤く帰依し、全山を献上。
大師は木造と石造の不動明王像を刻み、木像は本尊として本堂に安置し、また、石像を奥の院の秘仏として岩窟に祀り、全山をご本尊の不動明王として護摩修法をなされたそうです。
私も早速登ってみることにしました。
修行をするには十分な広さなのでしょうか
かなりの高さがありますが梯子はしっかりしているので、ゆっくり登れば大丈夫ですよ!
こちらが大師堂
この門をくぐってさらに上へ登っていくと「せりわり行場」という修行場へ行くことができます。
特別な修行場ですので、登られる前に必ず納経所でお札と鍵を受け取ってください。
この門の放つ気からも、ただの修行場ではないことがよくわかります。
四国霊場は四国八十八ヶ所巡りとして多くの方々に愛されています。
愛媛には第40番札所の観自在寺から第65番札所の三角寺までの26ヶ所の札所があります。
八十八ヶ所を数十日をかけて歩いて回られる方やバスツアーでの巡礼、何回にも分けて少しずつ回られる方など様々です。
まずは観光などで四国に来られた際に立ち寄られてみてはいかがでしょうか?