~My father~
昨日、某番組で、故・逸見政孝さんの緊急記者会見の様子、
又、その頃の真実を息子さん(Mr.逸見太郎)が話してくれました。
家族にしか解らない真実。私も何か切ない気持ちになりました。
父は今年の1月で79歳になりました。
脳梗塞で誕生日を目の前に、父はDUKEのセカンドテナーを脱退。
59年間、歌い続けてきましたが、他3人のメンバーに、これ以上迷惑を
かけられない!と脱退を決意。プロなら誰でも思う事は同じ。最後まで
歌い続けたい!命ある限りマイクを持っていたい!昨年の夏は医師
からの反対を押し切り仕事をしていた父。いつも生きる事、歌う事に
一生懸命だった、そんな父を私は心から誇りに思います。
これまでにも父には色々な事がありました。それを
少し、お話ししたく今日はブログを更新しようと思います。
父は医師から〝奇跡の人〟
とまで言われた人なんです。10年位前、父は体調を崩し病院に・・・。
そして担当医師から「多発性骨髄腫で余命、半年もたない。」と告知。
父が私の前で初めて声を出して泣きました。
それでも父は仕事に穴を開ける事無く歌を歌い続けたんです。
いつの間にか・・・改善された父の体に余命を告知した医師は
驚くばかり。今でも一応、定期的に検査はしていますが、全く
異常が無いとの事。何が父を支えていたのか?それは歌だと
思います。歌が父の命を救ってくれたのだと思います。
今も父は元気です。
毎日、お風呂の中で歌っているんだと思います。
いい湯だなッ♪ いい湯だなッ♪
父が元気である事に心から感謝。
今年は、もう決まった、お仕事はありませんが
又、来春、
父の歌が聞けるかと~