見出し画像

英語なんて怖くない ダリちゃんの居酒屋英語教室

アメリカ人は酒席の相手にビールを注がないってホント?

 「ねえダリちゃん。アメリカ人は一緒にビールを飲んでいるとき、相手のグラスにビールを注がないって本当?」


ダリちゃん 「アメリカでは日本のようなビールの大瓶はないんだよ。アメリカのビールのボトルは小さいんだよ。で、大概アメリカのバーでビールをオーダーすると、最も大きいボトルでも330 mlぐらいかな。そして、ボトルだけ来る。グラスは来ないんだ。でもわしは『コップくれない?』って頼むんだけど。バーの店員は大概、怪訝な顔をするね。わしはアメリカ風の飲み方はもうできないね。やだね。つまり、ビール瓶は1人前だから、それに普通はビールのグラスは出されないから、他人のグラスに注ぐ理由もないし習慣もないわけ」
In the U.S., we don’t have as large size bottles of beer as in Japan. We have a small size only, about 330 ml. When I order a bottled beer in a bar in the U.S., there is no glass. So, I usually ask the bartender, “Can I have a glass?” Usually the bartender looks perplexed. I no longer can drink in the American style of mouth-to-mouth. It’s disgusting! In sum, no glass is provided for bottled beer and the size of the bottle is small enough for one person. That’s why Americans have no custom to pour beer for each other.


 「ふうん。じゃあボトルのワインを2人で飲むときはどう? グラスもあるし、ボトルは750 mlだよね? 相手のワイングラスが空になったら、入れてあげる? まあダリちゃんはいつも僕のグラスが空になっても入れてくれないけれど……」


ダリちゃん 「相手のグラスに注いであげる必要は感じないけどね。わしのグラスが空になって、相手のグラスも空になって、ボトルにワインが1杯分残っていたら、わしは、自分のグラスにワインを注いで、相手に『もう少しワインはいかが?』と聞いてあげて、欲しいといえば『ワインもう1本!』ってお店の人にワインを頼むね! マナーの問題だね」
We don’t feel the necessity to pour. Imagine the situation, where you and I are drinking a bottle of wine. My glass is empty, your glass is empty, and there is wine left for one person in the bottle. In this case, I will pour wine into my glass, and will ask you, “Would you like some more wine?” If you say yes, then, I will ask a waiter, “Hey, another bottle!” This is just customary.


 「よくわかった、ダリちゃんの気持ち」


キーワード 
bartender: バーテンダー
disgusting: 不快極まる、ムカつく
perplex: 困らせる、当惑させる

コメント
アメリカ人は、お互いビールやワインを注ぎあったりしないということは、以前から知っていたので、私はダリちゃんのグラスにはお酒を注いであげないが、その背景にはそれなりの理由があることがわかる。

ランキングに参加中。クリックして応援お願いします!

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最新の画像もっと見る

最近の「アメリカ文化」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事