恩師「長尾弘」先生御著書・御講演

愛しき我が子よ幸せに生きよ健やかに生きよ。
自らを浄め自らを高め自らの神我に目覚めよ。

恩師「長尾弘」先生御垂訓

2014-09-09 23:48:30 | 日記

                                                       図1 霊魂の側面                              
      恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


           第三章 天上界への道


      ◆宇宙を動かす力とつながる心の内奥◆



先の続き・・・

私たち一人一人の個別の霊魂の容器をコップにたとえるとします。
まず、図1を御覧ください。
これはコップの側面図です。
コップにたとえられた霊魂の容器の口をあけたほうに行けば潜在意識のほうに降りていき、
底のほうに行けば、私たちの表面にある意識に近づいていきます。
表面意識とは、見たり聞いたりしたことから悲しんだり、喜んだり、ものを考えたり、
食べ物を得たりと、感情、理性、知性、本能などの働きをする場所です。



~ 感謝・合掌 ~



恩師「長尾弘」先生御垂訓

2014-09-09 01:34:43 | 日記

   恩師のご著書「真理を求める愚か者の独り言」より


           第三章 天上界への道


      ◆宇宙を動かす力とつながる心の内奥◆


先の続き・・・

以前先生と呼ばれているある方が、
「何年か先には地球が風船玉のしぼんだようにしぼんで
土星の外に飛んで出る」と、もっともらしいお話をなさいました。
しかし、もともと地球が今の位置を変えて他の惑星の所へ飛んでいきますと、
これは太陽系のみならず、大宇宙全体におけるバランスを大いに崩してしまうことになります。
時計の歯車が一個飛び出しただけで、その働きが止まってしまうのと同じです。
ところで、この大宇宙や大自然というものを動かしている目に見えない力とは、
たった一つの大いなる意識であり、巨大なエネルギーとして、私たちが神と呼んでいる存在のことです。
この神様の意識を私たち一人一人がこの胸の内にいただいているのです。
太平洋の水が神様とすると、その一滴一滴の海水が私たちの意識です。

汲む上げた水は太平洋の水となんら変わりありません。
それと同様に、大いなる神様とまったく同質同根の心が私たちの心の一番深いところに存在しています。
それが「神様」と呼ぶものです。
これに気付かせていただくには、神の子としての自覚を持ちながら、
神の子として恥ずかしくない行いと生き方をすることです。
親鸞上人の教えの中に、「心を開いてずっと奥底を覗いたら、
御本尊は鬼だった、阿弥陀様におすがりして、ただ一念念仏申さば、
鬼は鬼のままで救われる」と説かれています。
これは一念に徹して心を余計な思いに向けず、
ひたすら阿弥陀様の御心に向ければ救われるということです。
煩悩具足の罪悪深重の凡夫と自らを称した親鸞が自らの心の内を顧みて認めたのが心の鬼、
つまり煩悩です。
しかし、その鬼のもっとも奥まで入った時、神の御心がましますのです。
これが実相であり、私たちの神我です。


         ~ 感謝・合掌 ~