顔 2014-01-07 09:29:52 | のりひと詩集 「顔」 顔にはいくつもの不思議がある ひたっと空気を鎮める瞳は 遠近に揺れ 何を吸い込んでいる 光っている瞳の無限の広がりは どこを向いている たとえば 微笑みを浮かべる 頬の色彩はふんわりと空気を分ける 花の輝きに似ている 一メートル隔ててみた相手の顔の構図は 巧妙に均衡を保ってゆるぎない しっかり地に足をつけた口元は 今にも話し出しそうに浮き出ている 顔はその人を表していると同時に 人と人を繋いでいる 大切な信頼の橋 « 臆病風 | トップ | あく抜き »
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