さて、駅旅写真の方は今日も先日の北海道から。
今回の北海道撮影では、色々な状況を勘案して北見方面まで足を伸ばすことにしました。千歳から北見まで車での大移動です。
その途中、道東道の足寄を経由して一般道を北上したのですが、その道に沿ってかつては鉄道が走っていました。
国鉄時代には池北線(池田と北見を結んでいるから)と呼ばれ、その後JR転換の後、第三セクターのちほく高原鉄道ふるさと銀河線として運行していました。しかし、2006年4月には廃止されてしまいました。
このふるさと銀河線は、日本で最北の民鉄であり、日本で一番寒い場所(陸別)を通る路線であるという特徴のある路線だったのですが、沿線の人口減少に伴う利用客の減少には勝てず、廃止はやむを得ないものとなったようです。
今回は、足寄から北見への移動に合わせ、夜ではありますが今もなお残る当時の駅舎?を訪ねて見ました。
旧足寄駅は、現在も道の駅あしょろ銀河ホールとして使われていますが、その脇に旧駅舎を模った建物が多目的観光交流施設として建てられています。
こんな形をした駅舎は、北海道にはたくさんありましたが、今残るところはだいぶ減ってきました。
で、こちらは、旧陸別駅。こちらは現在道の駅オーロラタウン93りくべつに隣接し、鉄道保存展示施設「ふるさと銀河線りくべつ鉄道」として、十勝バスの陸別案内所として使われています。
かつてのホームには、跨線橋(写真の左)も残っています。
道の駅の名前にもあるように、この一帯では日によってはオーロラも見られるそうです。
オーロラが見られる場所を走る鉄道なんて、何ともロマンティックなのですが、写真を撮影する機会を得られなかったことが、今となっては惜しまれます。
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