-196℃の部屋

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液体さん的ライトノベル必読本(`・ω・´) その3

2011-01-05 18:21:32 | 本・ゲーム
●スーパーダッシュ文庫
略してSD文庫。ジャンプでお馴染み、天下の集英社より刊行。
しかしラノベの分野ではちょっと輝きが落ち気味か。
良作は多いのだけど、現在、ハルヒや文学少女のように、レーベルを引っ張るカリスマ的シリーズがあまりない印象。強いて挙げるなら「迷い猫オーバーラン!」とか? 毎月25日頃発売。
★必読本
・銀板カレイドスコープ…海原零
・R.O.D…倉田英之
・ベン・トー…アサウラ
・よくわかる現代魔法…桜坂洋

とりあえずこの辺りを。
一番読んで欲しいのはやはり「銀板カレイドスコープ」。フィギュアスケートのスポ根です。マスコミに叩かれまくっても己の道を突き進むヒロインのタズサはまじカッコイイです。シリーズ最後の戦いは激アツ!
R.O.Dは知る人ぞ知るビブリオマニアの紙使いのお話。テレビシリーズでは三姉妹がメインだったけど、ボクは読子さんの方が好きですね。ちなみに11巻目が発売されてからもう5年が経とうとしていますが、未だに12巻目が出る空気はありません(´・ω・`)
「ベン・トー」は誰もが一度は想像する(?)値引き商品売り場での激しい攻防を、具現化させたシリアスなコメディ。ただ、個人的には同著者で「黄色い花の紅」や「バニラ A sweet partner」の方が好きでした。それぞれ単巻なので手も出しやすいと思うます。
「よくわかる現代魔法」はアニメ化もされましたね。「魔法」を「プログラム」に見立てるという発想が斬新です。
他にも挙げたいやつはあるのだけど、例えば「紅」なんかは今だとコミックスの方とかで力入れてるけど、ラノベ原作の方は4巻目(醜悪祭・下)のあとにファンブックを出して、そこで前巻の後日談をちょろりと書いた、なんていうあざとい商法をやったりして、読者も、おそらく著者もツラい思いをした状態で止まってるし、「ラブ★ゆう」というラブコメのシリーズなんかも個人的には好きなんだけど、6巻目以降は出されておらず、著者の人も言及せずで絶版の疑いありと…うぅ…
あと、これは自分もようやく読み始めたばかりだけど「カンピオーネ!(著:丈月城)」もいいかもしれません。

●GA文庫
ソフトバンククリエイティブ刊行のレーベル。創刊が2006年なので歴史は比較的浅いです。
ゲームやコミックスのノベライズが多いのが特徴。
ちなみに「GA」が何の略かは定かではないという。毎月15日発売。
★必読本
・ライトノベルの楽しい書き方…本田透
・織田信奈の野望…春日みかげ
・サムライガード…舞阪洸
・伊佐と雪…友谷蒼

一見するとラノベ作家を目指す人のためのハウツー本なタイトルだけど、実は純然たるラブコメの「ラノ楽」は押さえておきたい。
最近では実写映画化されたりと、GAの看板シリーズ。ヒロイン・剣の激しい躁鬱状態は読んでいて非常に楽しいですw
「織田信奈の野望」は戦国ラブコメ。1冊目の最初で木下藤吉郎(後の豊臣秀吉)が戦死して、未来からタイムスリップしてきた主人公がその役を引き継ぐという衝撃的な幕開けで始まります。そして何より、織田信長は実は「信奈」という少女だった! てか姫武将多すぎだろw 楽しい一作です。
「サムライガード」は廃刀令がなかった現代日本でのお話。ヒロインの居合いの名手と忍者少女の二人がいい味出してます。
「伊佐と雪」は現代を舞台にした妖怪もの。イラストは電撃の「断章のグリム」でお馴染みに三日月かけるさん。全体的にやわらかい雰囲気に仕上がっており、どちらかと言えば女性向けな一作です。
あと挙げてはいないけど、興味があれば「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズもいいかもしれません。

●HJ文庫
ホビージャパン刊行のレーベル。
こちらも2006年に創刊なので割と歴史が浅い。
特徴として、えっちぃ部分に比重を置いたシリーズが多い。
毎月月末頃発売。
★必読本
・いちばんうしろの大魔王…水城正太郎
・六畳間の侵略者!? …健速

これは悩む…
や、ボクが読んでいるやつが必読か? と問われればそうとも言えない感じなのでどうしたものかとw
で、悩んだ挙句に挙げたのが上の2つ。少なっ
いや、HJって何かのノベライズ化した作品が多くてですね…
とりあえず「いちばんうしろの大魔王」はHJの看板でしょうかね? 去年はアニメ化もされましたし。…まぁ、アニメは見ていたけど、こっちの原作は読んでないわけですが…(ぉ
「六畳間の侵略者!?」は最近目立ち始めてきた感じ。幽霊や魔法少女、地底人やら別銀河のお姫様やらが出てくる賑やかなコメディです。

(その4へ続く)


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