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“文学少女”と神に臨む作家 上

2008-04-30 21:05:54 | 本・ゲーム
電車の中でこつこつと「“文学少女”と神に臨む作家 上」読み読み。
今回モチーフにされているネタ本はジッドの「狭き門」
名前は聞いたことがあるような。

いやはや、相変わらず見事なビター&スイートです。
甘いときは背中がむず痒くなるぐらい(自分は電車の入り口付近で立ち読みしているとき、壁に額をゴツゴツぶつけたぐらい)甘く、苦いときは舌打ちしたくなるくらい苦い。

そして、琴吹さんは俺の嫁決定(ぇ

あ、あのツンデレは反則すぐる。
心葉がうらやましい。いや、憎い。
布団の上で寝転がって読んでたりしたら、多分ごろごろ転がっていただろう。
前よりデレ分が多くなったけど、彼女の部屋でのワンシーンはっ(ぐっ

今回は内容的に遠子先輩が軸となっているけど、上巻で目立ったのは流人と心葉か。
「心葉さんは遠子姉の作家だ。だから小説を書かなくちゃならない」と言う流人が琴吹さんと心葉に嫌がらせを仕掛けてくる。
おかげで流人の荒み具合が激しくて、今回は余裕ぶったひょろひょろした雰囲気がほとんどない。
まぁ、心葉に何かするのは構わんけど、琴吹さんには手出すんじゃないぞ!(そこか

遠子先輩の過去や家族関係が明らかになり、いろいろな秘密が明らかになってきました。
本編は次巻で完結だそうですが、一体どうなってしまうのか見届けたいですな。

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