-196℃の部屋

ブログのお引越しをしました。→技術屋えきちーの実験ノート http://ekitait.com

不気味で素朴な囲われた世界

2008-03-07 02:06:48 | 食べ物
面白い本は、人間の三大欲求を凌駕する。

そんなわけで、こんな時間に講談社ノベルス「不気味で素朴な囲われた世界」読み読み。
「きみとぼくの壊れた世界」と同じ世界観のミステリである。

やあ、さすが西尾維新氏。
相変わらず狂ってて壊れてるなぁ。
内容としては“フーダニット”か。

きみぼく同様、病院坂さんが登場。もちろん探偵役である。
しかし今回、げに恐ろしきは真の黒幕にして支配者である主人公か。
一応自分がミステリものを読むときは程よく考えながら読むようにしているが…

こんなのわかんねーよw

や、黒幕が誰かぐらいはわかるのかもしれないが、その動機までは読めない。
何気に登場した真の名探偵・くろね子さんが言った台詞ではないが、悪意あって犯意なし、殺意あって決意なしなやつが相手ではわかる方がおかしいんだよな。
その点ではくろね子さんは確かに「壊れている」んだなぁ。

ただ、やっぱり読めないから面白いんだ、ミステリは。

…と改めて実感。
だから小説版スパイラルも面白いんだ。

でも小説版スパイラルと違うのは、これは“西尾維新”氏が書いた作品だということたろうか?w
この理由で読める人は限られてくる。
合わない方には数ページ読むことすらも苦痛だけれど、合う方は自分のようにあっという間に読めてしまう。
#もの書き的に言うと、読むためのコストの高さの違いか。

自分にとっては読むためのコストはタダに近いのだけど、如何せん、買うためのリアルコストがちょいと高めなのがネックでするw
その理由で、未だに刀語の残り4巻分、リアルコストにして約4400円に悩み続けているのである(その割には他のラノベ買ってるじゃまいか、というツッコミはなしで。ラノベタイプの小説が単品1000円以上というのは、学生としては渋ってしまうのだ。因みに「不気味で素朴は」税別850円なのでセーフ(ぉ )

…ああ、読み終えてこのブログ記事を書き終えたら急に睡魔が………(ぽて

最新の画像もっと見る

コメントを投稿