サムライガード 警護寮から来た少女

GA文庫「サムライガード 警護寮から来た少女」読み読み。

明治維新がなく、廃刀令もなかった日本が舞台のお話。
（ぶっちゃっけ、明治維新がなかったらもっといろんな大きな影響があったんじゃないかとか思ったけど、そこはラノベ、深く考えないことにする。）

なのでそこかしこに帯刀した人間がたくさん出てくる。
なんていい日本なんだ！　物騒だけどっ！　と思いつつ、なんかどことなく「銀魂」そんな感じの世界だよなぁとか思っていたら、著者が銀魂のファンだということが書いてあったｗ

そして内容の方はと言うと「警護寮（警察みたいなところ）から派遣された凄腕のボディガードであるサムライ少女と忍者少女が、徳川家の血筋である高校生の少年を刺客の手から護る」という剣客アクションもの、である。
初めはもっとはシリアス分の多い内容かと思っていたが、結構ギャグ分が多かったｗ
サムライ少女・愛香の冗談やボケっぷり、ときたま見せる色っぽさ、時代かかった言葉遣い…つまりほとんどの要素はツボってしまった（ぉ
剣劇シーンもなかなか悪くありませぬ。

見るとこの著者の人、富士見ファンタジアで「狗牙絶ちの劔」という同じような剣劇ものを出しているぽ。
うーむ、買ってみようかどうしようか。
……まぁそこは立ち読みしてみて合いそうならば、ということで。

（以前のような、まとまった本の読める時間が恋しいこの頃）