青葉城恋唄

仙台生まれ、仙台育ちの40代女性。
日々の生活で考えたことを記す雑記帳。

雑感

2008年09月02日 | そのた
客観的になる難しさについて。


仙台という街はどういう街なんだろう、と考えてみた。

仙台パルコっていう大きなショップが初上陸した一方で、
老舗ともいえる141というファッションビルがなくなってしまった。
単に営業不振という理由だけではないのかもしれないけど、
私からしてみれば、
地下鉄の駅に直結し、バスの便もいい、買い物に便利なこの店舗が
どうしてなくなってしまったのかよくわからない。

仙台の街に「選んで」住んでいる人はこの街の良さについて
「都会過ぎず、田舎すぎないところ」と表現することが多い。
その辺のことは私にはよくわからない。

子供のころ、学校ではよく「公園で遊ぶ時はヘビに注意しなさい」
と言われたりした。
私の家はさらに山の上だったから「クマも出るらしい」
なんていう噂がまことしやかに囁かれていた。
雪が降って休校なんてこともよくあった。


私からしたら、仙台はもう充分都会すぎる。


小学校の後半あたりに家の近所に大きな環状線ができた。
その道路に沿ってたくさんの店ができた。
もう絶対、クマは出ない環境になってしまった。
秘密基地を作って遊んだ山はもうない。


でもいろんな大型店が次々に「東北初進出」なんかしてきて
買い物に便利になるのは「大人な」私は決して反対ではない。

私が子供だった頃の面影がすっかりなくなっても
私はこの街を好きでい続けるのだろうか。
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