ヤ○ト勤めてわかったことがあります。
まず客について。
まあ・・とにかく客の質が低い。
ほんと酷いもんです。
配達員を見下した客の多いこと多いこと・・。
老若男女問わず、そもそも挨拶のしない、できない人間ばかりで、
感謝の言葉がない人間が多すぎますね。
客なら不遜な態度をとって然るべき、
とでも思ってるんですかね?
もしそうだったらそれは
大きな間違い
です。
またそういった客に限って、
自分に甘く、他人に厳しい。
こういった連中は往々にして
ハードクレーマー予備軍
です。
こういった輩には下手(したて)に出ていたほうが得策。
客の態度に疑問を感じながらも、
どのドライバーもきっとそのように認識し、
我慢しているんじゃないですかね・・。
また、客の中には
些細なミスを針小棒大に誇張したり、
(信じられないことに)嘘をでっちあげて
それを匿名でチクるといった
「病んだ客」が多すぎますね。
また会社も会社です。
そういった人間の主張をバカ丁重に扱い、
バカ正直に真に受けて社員を責める。
社員の言い分も信じず、保護もせず、フォローもしない。
そんな仲間に愛情のない、非人間的な上司が
最終的に会社のカラーを決めてしまっている。
そんな風に感じました。
それがヤマ○運輸という所です。
そんなこともあり、
僕も一時期挫けそうになった心を「その先にある笑顔」を考えて
奮い立たせて仕事をしていた純真な時期もありましたが、
ほんと、馬鹿らしくなりましたね。
そんなのは会社の対外的な「プロパガンダ」に過ぎません。
ドライバーは皆そんなこと一つも思っていませんよ。
冷めたもんですね。
理由は簡単です。
客がアレだからです。
こっちが下手(したて)に出たてらとことん付け上がる客やら、
頼んだはずの荷物持っていっても疎ましがる客やら
金を放り投げて渡す客やら
正確な時間に届いて当たり前、とばかりにキレる客やら。
感謝の言葉も挨拶もなく、
逆に過剰なサービスを要求し、
こちらが飲めなかったらキレる客やら。
これらは信じられないことにヤクザ屋さんじゃなくて
堅気の人間様の態度です。
ぶっちゃけヤクザ屋さんのほうがよっぽど礼儀正しいですよ。
そんな中でどうやってモチベを保って続けていけばいいんでしょうか・・?
保てないですね。
ムリですね。
たとえカネのためにとはいえ、体壊しちゃ元も子もないですからね。
他者に辛辣な客と
それを良しとする
バカで愛の無い会社。
これが配達員を疲弊させているのです。
残念ですね。
口では安全第一、利益第二といっておきながら、
限られた時間の中、ただでさえ安全をおろそかにしかねないほどの集配量を与えておきながら、
加えて車両点検もやれ、ポスティングしてこい、アンケート配ってこい、
営業してこい等、付随するたくさんの作業量を与え、
何かあったときの過失は
「だからいつも注意してるでしょ・・」という免罪符を盾に
末端の配達員がケツを拭く会社のクソ仕様も問題。
車両点検なんて時間の余裕のあるときにゆっくりとするもんですよ。
配達出発前の限られた時間に形式的にやるようなもんじゃないです。
世間の交通法規よりも厳しいヤマ○の交通ルール。
偉そうに説教するお前らがまずやってみろよ!
こんなの100%まともに守ってたら集配遅延、クレームの嵐だぜ?
・・ほんとこれを何十年も続けてるドライバーのメンタルには頭が下がります。
離職率は高く、「きつい、(交通事故を起こす)危険、給料安い」の3K。
新人が定着せずドライバーの平均年齢は上がるばかり。
そりゃそうですよね。
巷では戦後の貧困時代を彷彿とさせるような金属や銅製品の盗難事件も起きてますね。
人々の心も同様に年々貧しくなっているように感じます。
いつからこんな世の中になったんでしょうね・・
客は神様ではありません。
ドライバーもあなたと同じ人間です。
もっと優しくしてあげてほしいと思います。