僕が休職する前に受けたあるクレームをひとつ思い出しました。
そのお宅には19~21時指定で某腐女子系の封書の荷物を届けに行きました。
軒先は暗かったですが、チャイムを鳴らして出てきた受け取り人は
想像通りおたくっぽい女性。
手元が暗かったためか、
受取人はその封書を受け取るや否や受け取り損ね、
荷物がヒラヒラと地面に落ちました。
はたまた私が手を離すのが少し早かったのか??
とにかくあっ、と思いましたが、女性はその荷物を拾い、
事なきを得たように思えましたが・・
後日、
「xxというドライバーがわざと荷物を落とした」
というクレームを入れられました。
・・・(唖然)
つか、自分で自分の首絞めるようなことするわけじゃないですか!
僕はわざと落としたのではありません。
暗い軒先でのただ相手が受け取り損ねたか、
僕が手を離すのが少し早かった、それだけの話です。
なのになぜ、「自分が正しい」という根拠の元、
このようなねじ曲がった解釈をし、
ウソや誇張した内容のメールをわざわざクレームとして入れる人間が
ひとりならずこんなにもたくさんいるのでしょうか・・?
世の中病んでいるというかなんというか。
この仕事がつくづく嫌になりました。
というか、人間が嫌になりました。
おかげで僕は主管に「面談」に行くことになりました。
「面談」とはいうものの、一応事実確認をしたあと、
客の言い分がほぼ100%通る「取り調べ」です。
お前はサービスセンターからも問題児だといわれている、とまで言われました。
悔しくて仕方がありませんでしたね。
しかし僕には今回のクレームにつながる思い当たる節がありました。
あの時一言、自分のせいでもなくても
「ごめんなさい」の一言があれば
こんなことにはならなかったのかもしれなかったのです・・
そこは反省すべき点です。
とにかく当時は私は精も根も尽き果てていました。
精気も失われ、精神的・体力的に毎日ぎりぎり。
そのような余裕はなかったのを覚えています。