代金引換の場合は、ドライバーが配達直前に事前電話することが会社での決まりですが、
それを怠ってしまったことで、あることないことチクられたお話です。
そのお宅の軒先に到着し、チャイムを鳴らし、在宅を確認し、
ドアを開けたところで玄関先にヤマトの安全靴があることに気づきました。
そのお宅はどうも旦那がヤマト関係者のようです。
僕は急に親近感が沸き、在宅の女性に自然と笑顔で応対したのを覚えています。
その事も忘れていた数日後・・。
サービスセンターからクレームのFAXが届きました。
「xxというドライバーはチャイムも鳴らさず、
急にドアを開け、
不愛想にお釣りを受け取って帰っていった。
そもそも事前連絡が必須なのではないか?」
という内容を長々と怒りを込めて書き連ねた文章でした。
それを見た支店長は僕に事実確認。
クレーム内容を聞いた僕は唖然としました。
話を聞いてみると、その女性は奥さんで元ヤマトのパート。
この辺でも有名なクレーマーなんだそうです。
僕は事前連絡をしなかったことを認めたうえで、
その他の行為はしていないことを声を上げて訴えましたが、
客のクレームにより疑惑が残る結果となり、
顛末書持参の上、主管での主管支店長との面談となりました。
顛末書には反省の上、
やっていないことに関しては納得いかないと訴えましたが、
書き直しさせられることとなりました。
僕は支店長の言葉に渋々応じ、言われた通り次のように文章を締めくくりました。
「お客様の言葉を真摯に受け止め、今後サービス向上に努めます。」
何か釈然としないものが残りました。
後日僕はそれを持って支店長と主管へ面談に行くこととなりました。
自分が蒔いた種とはいえ、そこでの扱いは酷いものでした。
そのお話はまた次のエントリーで。