emiko life32話で雑誌の編集に携わっていたとき、編集長に怒鳴られて文章修業を行っていたことをお話ししました。その雑誌が見出し写真にアップしました『ホスピタウン』です。
ホスピタウンは医療・医療従事者向けの本を出版している(株)日本医療企画という出版社が、初めて一般の読者に向けて発行した健康雑誌です。健康雑誌といっても健康食品や民間治療などを話題にした本ではなく、「病院がわかる情報誌」を謳った本でした。
私は1997年には退社していますのではっきりしませんが、その数年後にホスピタウンは廃刊しています。日本医療企画は医療関係者をターゲットにした出版社ですが、初めての試みで、一般読者に向けてホスピタウンを創刊しています。私たちに分かりづらい病院の内情を、分かりやすく情報として一般の読者に提供する、という主旨の雑誌でした。
編集に携わり、月毎の発行が終わると嬉しくて、身内にホスピタウンを送るのですが、なかなか読んでくれません。どうして?と聞くと
「病気の本を読むと、自分の体の調子が当てはまるのではないか、と思えて怖いのよ」との返事です。
「病気は、正しい知識を持っていたら怖くないよ」
でも、すすんでは読んでくれません。まして、町の書店でお金を出してホスピタウンを買う人は少なく、売り上げが伸びなくて悪戦苦闘でした。
そんなこともあってか、ホスピタウンは廃刊に追い込まれたようです。今から20年ほども前の話です。病院や医師に密着した出版会社の雑誌でしたから、現在なら、多くの人が病院や医師の情報をより詳しく求めていますから、ニーズに沿った編集企画が実践できたことと思います。惜しいことですが、創刊の時期が早かったと判断されます。
ホスピタウンの中で、私自身の姿を出した記事があります。懐かしいので写真で掲載します。
😔 スミマセン‥ 懐かしいとは言え、見せ過ぎですか‥?
湯治と温泉治療の特集と取材記事です。
ホスピタウンのことはこの位にします。また、おもしろい話題をピックアップして話題にすることでしょう。
😃お詫びに今日撮った写真をアップします。