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人の風景 emiko life 39話  バレーボールの中に

今夜はバレーボールネーションズリーグ2019が放映されました。世界ランキング1位のセレビアと日本の戦いを見ることができました。



バレーボールを見るのは久しぶりです。
「東洋の魔女」という異名で私たちの期待に応えていた女子バレーチーム。この女性たちの活躍していた時期に、私もまたバレーに熱き思いで取り組んでいました。もう、50年ほども前の話です。

今日のバレーボールの戦いの様子を見ていて、東洋の魔女たちの試合に盛り上がった熱狂的な観戦風景でないことに、なぜか身近なバレーボールを感じ、自分が行っていたバレーボールの風景を思い出しました。

私のバレーボール選手というのは、中学生の部活時代のことです。
当時のバレーボールは9人制でしたが、6人制に改正され、いろいろな決め事も変わりました。部活の顧問だった岸本先生はとても指導に熱心で、常に部活の時間は、出てきていました。余談ですが、きれいで優しくてあこがれの先生でした。

東洋の魔女の監督は大松博文さん。大松監督が選手に特訓した回転レシーブを、我らの岸本先生も取り入れ、私たちを特訓しました。
肩から回り込み、回転しながらボールを拾い上げる技です。うまく回転できれば体に痛い所はどこにもなく、ボールを拾い上げて立ち上がるまでの時間が短い動きです。必死に練習しました。
今夜の試合でも、やはり回転レシーブは見ることができました。

前衛に来るとブロックが上手にできるかどうかがポイント。ボールを止めるために飛び上がるタイミング、飛び上がる高さ、手のひらの開き・大きさ等々。
9人制の時は、自分の守るポジションが決まっていて、攻撃する人と守る人と役割もきまっていました。しかし、6人制になってからは、ひとサーブ毎にポジションが変わり、アタックやフェイント、トス上げ、球拾いなど、攻撃と守りの全てを一試合のなかでこなさないといけないことになりました。


セルビアの選手は、とてもブロックが上手でした。ブロックで取る得点は、嬉しい拾い物って感じです。アタックが決まった時は、スカッとします。たとえ相手側のアタックであっても、あのボールの直線とスピードに満足します。

今日は日本が世界ランキング1位のセルビアに勝ちました。
来年のオリンピックでは、バレーボール観戦のチケット購入を申し込みました。直にバレーボールの観戦ができると良いのですが‥。

         

       


さて、恥ずかしながらですが、私のバレーボール大会をご覧ください。
アルバムの1ページです。もう黄色くなっています。

   
見えにくくなった書き込みの文章です。
●私が放課後打ちこむことのできたあのボール。全てを忘れさせたこのスポーツ。このグランド
 の土の上で私は最も有意義な時間を過ごした。


  😃 アジサイの花。名前はおたふくです。花びらがほっぺを膨らませたように丸くなります。
   



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