emitanの心にうつりゆくもの

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東京バンドワゴン~下町大家族物語 第8話

2013-11-30 23:59:38 | 2013秋ドラマ
第8話 「運命の結婚式!!隠し子と捨てた母の涙…」

堀田青(亀梨和也)の父・我南人(玉置浩二)は、女優・池沢百合枝(大地真央)の事務所社長の自宅へ行き、百合枝と会う。
百合枝は、事務所社長が青と槙野すずみ(多部未華子)の結婚式を延期したがっていたのは、結婚式の日は百合枝が映画の撮影が入っていたからで、ずらせば何とか百合枝が結婚式を見ることが出来るのではないかと勝手に気を利かせただけだと話す。
そして百合枝は、26年間青を放っておいた自分は出席することはできないと話して、結婚のお祝い金を我南人に渡し、我南人は家を出るが、玄関先では雑誌記者・木島(堀部圭亮)が待受けており、木島は「偶然通りがかっただけですから」と言って去っていく。
帰宅した我南人が、青の兄・紺(金子ノブアキ)と姉・藍子(ミムラ)と一緒に木島の事を話していると、青とすずみが帰ってきたため、慌てて我南人が若手ミュージシャンを殴ってしまったために記者に嗅ぎまわられていると嘘をつく。
翌日、青がたい焼き屋の行列に並んでいると、遠くから木島がカメラを持って青を隠し撮りしているのを見つけ、青は木島を追いかけて捕まえる。
青が「やめてもらえませんかね。オヤジは何を書かれても仕方がないとは思うんですけど、でも僕たち家族は普通の一般人なので」と話すと、木島は「あなた、普通の一般人の割には、随分と美しい顔をしていらっしゃいますよね」と言って、青が百合枝と我南人の隠し子であることを打ち明ける。
動揺した青は木島を殴りつけてしまい、通りがかった藤島直也(井ノ原快彦)は慌てて青を止め、木島は去っていく。
翌日、青が東京バンドワゴンの店番をしていると、木島から電話が掛かってきて「(昨日の傷害について)訴えられたくなかったら、俺にアンタの独占取材させてくれないかな」と言われ、青は木島と会うことにする。
青は木島に会うと、「まずは殴ってしまってスミマセンでした。あなたはあなたの仕事をしただけなのに、思わず殴ってしまってホントにすいませんでした」と謝罪し、続けて「僕のことは何を言われても仕方ないと思ってます。でも、これから結婚する彼女にだけは、迷惑がかからないようにしてほしいんです。お願いします」と言って頭を深々と下げるが、木島は「妥協なんかするつもりねぇからな」と言ってきかない。
青は「ホントにお願いします!」と言って土下座をするが、木島は「ふざけんなよ!こっちだって記者魂ってのがあるんだよ!俺たちの仕事はな、勝つか負けるか、生きるか死ぬかなんだよ!」と怒鳴る。
するとそこへ我南人がやってきて「それはちょっと違うな?君、ロック大好きだよね?あの(以前に木島が書いたロックの)記事、LOVEがあったよ。今の君、LOVEじゃないねぇ。世の中さ、勝つか負けるかじゃないよ。LOVEがあるかないかだよ。君、無理してるね。心の中でLOVEが欲しいって言ってるよ。欲しいんだったら与えなきゃ、君の心の中にあるLOVEをさ。そしたら、そのLOVEは心の中に返ってくるから!LOVEってのはね、そういうものなんだよ」と話すが、木島は「うるせぇよ!アンタらが何を言おうと何をしようと、もう終わりなんだよ!明日にはこの記事に編集長のOKが出て、原稿が印刷所に一気に回るはずだ!日本中が大騒ぎだ。アンタも覚悟しておくんだな!」と言い捨てて去ろうとし、我南人は「結婚式、君も来る?来るといいね。楽しいね。LOVEだね」と声を掛けるが、木島は「何なんだよ!?」と言いながら帰っていく。
結婚式当日の朝、堀田家がみんな揃って朝食を食べていると、我南人が「今日の結婚式、お客さんが来るよ。ロケが入ります、映画の。知り合いに頼まれて。息子が神社で結婚するって言ったら、それに混ぜてもらいたいと。要するに、普通に式やってるところにコッソリ女優さんが一人入って、それを撮りたいって言うんだよ。池沢百合枝さんって言うんだ」と話し、青と紺と藍子以外はみんな喜ぶ。
式場の控室に百合枝が挨拶に現れ、我南人と青は硬い表情ながらも挨拶を交わす。
式が行われている間に、百合枝の撮影も同時進行で行われ、百合枝は青の結婚式の席に途中で参列してすぐに出て行くという形で撮影され、式場を出た百合枝の姿を木島は遠くから写真に収めるが、百合枝が愛おしそうに青を見つめる表情を見て木島は戸惑う。
そんな中、藤島が木島を呼び出し、木島の勤める出版社を買収したことを告げ、自分が社長になった事から我南人のスキャンダルの記事は掲載できないと話す。
そして「あなたは優秀な記者のようです。ですから今後はあなたのその力を別の方向に存分に発揮していただきたい」と話すと、木島は我南人の記事を他の出版社に売ると言い出す。
すると藤島は「じゃあ、今の出版社を出て、僕と戦いますか?いいですよ。僕を敵に回してあなたに何の利があるのか見せてもらいましょうか。僕はね、一度堀田家の皆さんに人生を救われてるんだ。いわば命の恩人です。命の恩人は全力で守りますよ。今後、僕の出版社では、こういうジャンルの雑誌を取り扱う予定なんです」と言って、ROCK愛好者向けの雑誌を刊行する予定であることと、我南人の推薦で木島に担当してもらいたいと話し、「あなたが本当にやりたかったことって、何なんでしょうかね?」と尋ね、木島は藤島に記事の内容を収録したデータを渡すことにする。
神社前で堀田家の面々が写真撮影の準備待ちをしていると、百合枝が撮影のお礼を言いにやって来て、青に向かって「どうぞお幸せに」と声を掛け、青は「ありがとうございます」と頭を下げる。
すると青の祖父・勘一(平泉成)が百合枝に、一緒に写真に写ってもらえないかとお願いをする。
百合枝は固辞するが、勘一は「一分でも二分でも時間が許すなら、記念にお願いできねぇかな?」と頼み、話し合いが済んだ藤島と木島が通りがかったことから、木島に写真撮影をお願いする。
勘一の機転で、青のすぐ上に百合枝と我南人が並び、記念撮影は無事に終了する。
その晩、堀田家ではお祝いのパーティが開かれるが、我南人は玄関先に百合枝を呼んで昼間の記念写真を百合枝に贈る。
百合枝は「この子が生まれた時、あなた言ったわよね。この子はきっと周りのみんなを幸せにする子だって。優しくて、こんなにかわいい顔をしていて、きっと素晴らしい男の子になるって。本当にそうなったわね。ありがとう」と言って涙を流す。
すると、我南人を探しに来た青が家から出てきたため、百合枝は慌てて立ち去る。
青は我南人に「色々ありがとう。いつか俺の母親に会う機会があったらさ、言っておいてくれないかな。産んでくれてありがとうって。その人が産んでくれなかったら、俺は堀田家の息子にもなれなかったし、すずみとも結婚できなかった。いい家族に囲まれて、いい母親に育てられて、堀田我南人というロクでもないロックンローラーが親父で…。あなたが産んでくれたから、俺は今こうして幸せでいられるって。もうそれだけで十分だからって」と話し、我南人が「その言葉さ、いつか直接言ってあげな」と声を掛けるが、その会話を物陰で百合枝は聞いていて、大粒の涙を流しながら静かに去っていく。
青と我南人は家に入ろうとするが、我南人は急に咳込んで倒れ、口を抑える手には血がついており・・・


というような内容でした。

青がとうとう結婚しましたね!
そして、お母さんの件も無事に解決!!
お母さんが大女優だと知って動揺してしまった青だったけど、すずみを想う気持ちや我南人のLOVE論を聞いてお母さんの事を受け入れることが出来て・・・
とても感動しました
この母親の話は最終回で明らかになるのかな?と思っていたのですが、意外に早く出てきてビックリしました(私は原作は未見です)。
結婚式の控室の場面で、青が百合枝の顔を見て目をウルウルさせていて、青と百合枝と我南人がとても短い会話の中で目の表情とかすかな動きだけでお互いの心の内を通い合わせていた所が、とても素晴らしかったと思います
でも、我南人の赤いバンダナがあまりにもデカくて、それが気になって気になって少し集中できなかったのが、ちょっと残念でしたが

スキャンダルの件・・・
どう解決するんだろう!?と思っていたら、「ここで藤島!!」だったのですね
先日の藤島の話はここに繋がったんだ!というのが分かり、藤島の役どころについて今までちょっと物足りなく感じていた所だったのですが、今回納得しました
それにしても藤島・・・カッケー!金持ち!!(笑)
どこまでお金持ちなんだ!?とは思いますが、確かに堀田家に命を救われた身だけあって、堀田家のピンチを見事に救ってくれました

木島もLOVE攻撃に屈して(笑)、結果的に自分のやりたい仕事がまた出来るようになって、よかったのではないでしょうか?(ドラマ的な展開といえばそうなんですけどね~
我南人が木島に話した「欲しいんだったら与えなきゃ、君の心の中にあるLOVEをさ。そしたら、そのLOVEは心の中に返ってくるから!」というセリフ、とても素晴らしいと思いました

勘一は、我南人と百合枝の事を知っていたんですね~!
すごく機転がきいているなぁ~と思っていたら・・・さすが三代目です!(笑)

我南人は重病なのでしょうか??
そういえば、この前から咳をしていましたよね。
青の母親の件がドラマ全体のクライマックスかと思っていたのだけど今回やってしまったので、我南人がらみの事が最終回になるのかなぁ?(来週はまだ最終回ではないようだけど)
最後がどういう風に締めくくられるのか、そろそろ気になります。

※これまでの感想
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※公式HP(こちら
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2 コメント

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う・・・ (まこ)
2013-12-03 14:48:36
今回は青とすずみの挙式のお話♪
色々あったけど、何となくいい方向に流れて
この幸せな余韻で終わりたいと思ってたのに
最後に我南人が吐血するだなんて・・・・・・

今まで我南人がお得意の「LOVEだね」という
セリフを言うたびに、何だか軽いおっさんだなぁと
思ってたけど、今回木島に対してLOVEを連発する
発言聞いてたら、何か見る目が変わりましたわー。

ロックへのLOVEが木島に対して、同士のような
情感を抱いたのかもしんないけど、あの時点では
完全に敵のような存在の木島を、最後には
救う結果になるとは・・・御見それしましたって感じでした!

だから余計に最後の展開にう・・・ってなっちゃった。

挙式での我南人のバンダナ?
七五三で使う帯揚げと帯締めっぽかった(笑)。
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>まこさんへ (emi)
2013-12-04 14:09:12
まこさん、コメントありがとうございます!

>何だか軽いおっさんだなぁと
あはは!まこさんはそう思っていらっしゃったのですね(笑)
確かに何でも「LOVE」「LOVE」でしたからね~。
でも、青も酔っぱらったら「愛が足りないんだ!」が口癖になっているから、やっぱりこの言葉も堀田流なのでしょうね(笑)
捻くれてしまった木島に対してLOVEを説いて、そのための手助けをする我南人は、とてもカッコ良くて素敵でした。
でも吐血・・・どうなっちゃうんでしょう!?

>七五三で使う帯揚げと帯締めっぽかった(笑)
そうそう!帯のようでしたよね!!
そうか、お子ちゃま用の帯揚げと帯締めを使ったかもしれませんね(笑)
和の物を使ってロックらしさを出したつもりなのだろうけど・・・
私としては、ちょっと気になり過ぎて、せっかくの母子の対面にイマイチ入り込めませんでした(^_^;)
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