明日も天気(続 同行三人歩きお遍路)  

お遍路を終えて一区切りがつきました。
これからは亡き妻に「元気です」と報告できるように
明日も天気になって欲しいです

八丁池 山行

2018-05-28 19:09:40 | 日記
山の会の皆さんと八丁池の山行に参加しました。
天城トンネルの駐車場から歩き始めました。心配された天気も歩き始めた頃は気温があがり
最初の登りで汗を掻いてしまいました。登山道のそばに水量豊富な沢が音たてて流れていました。
以前はここでアマゴ釣ったことを思い出しながら歩くと、わさび田も見れました。
登りがきつくなるになるとブナの新緑がまぶしいくらいでした。


ブナは風が通りぬけるときに「ブーン」と音がすることからブナという名になったそうです。
ブナの木の下を歩くとふかふかした柔らかいスポンジをのようで、そのスポンジが雨水を抱えることが
できるので「緑のダム」と言われてようです。
またブナの実は蛋白質や脂肪が多く山の動物の好物で、ブナの森は豊かな生態系を育むので
「森の女王」とも言われているようです。
五感を意識して香り、音、木に触れる感覚で歩くと精神的ストレスの解消にも役立つような気がします。
でもブナは建築材としては狂いが大きく、腐りやすいので利用されず伐採され、ヒノキに置き換わった
受難の時期もあったようです。
歩き始めて2時間くらいで八丁池に到着しました。

谷の最奥部が活断層のずれによって窪地となり、水が溜まってできた断層湖だそうです。
周りが約500mくらいの池です。
昭和天皇がモリアオガエルの観察のためこの池に来られたこともあり、御幸歩道とも言われます。
静かな池をみながらの昼食です。私の昼食はコンビニのおにぎりです。でも友人から
差し入れもあることがあり有難いことです。

下りはヒメシャラの林の道でした。
ヒメシャラは明るい赤褐色のつるつるしたもので、森林内ではひときわ目立ち楽しませてくれました。
なかにはこんな大木もありました。

キツイ下り道を約 2時間くらい歩いて、駐車場に無事に着きました。
天気に恵まれ楽しい山行きでした。

富士山樹海ウオーキング

2018-05-28 11:27:17 | 日記
ヨガの先生の企画で富士山の大室山の付近を歩くイベントに参加しました。
樹海にはあまり良いイメージはないのですが、ガイドさんが付いて案内してくれるのでは
安心して歩けそうなので参加しました。
朝霧高原の道の駅に集合して、そこからガイドさんの車で、約20分くらい入った駐車場から
スタートしました。



溶岩の岩がごろごろしてる地面に樹木がたくましく根を張り木々の新緑のなかを歩くのは
気持ちがいいです。
ガイドさんがぶな、カシワ、ナラなどの木々の名前を教えてくれます。
またぶななどの大木を見ると地球や自然のなかで自分のちっぽけさを知り、日常の些細な悩み
から開放されのが不思議です。



ヨガの先生が呼吸法を教えてくれます。
大地に立ち足の裏から呼吸するイメージで丹田まで息を吸い、また地面に戻します
次に足の裏から頭まで息を吸いまた地面に戻します。最後に足の裏から吸った息を空に吐き
それをまた地面に戻します。地球と空を自分の身体が繋がったような気持ちになります。
そして座って瞑想を行いました。鳥の鳴き声しか聞えない自然のなかで座っていると、気持ちが
洗われるような清清しい気持ちになりました。

その後 大木の下で、先生が入れてくれたコーヒーを頂きました。
先生手作りのクッキーもご馳走になり美味しかったです。



ガイドさんは鳴いてる鳥の名前、リスや鹿が食べた、木の実の殻などいろいろなことを教えてくれます。、
特に面白かったの、木の葉を巻いて中に卵を産む「オトシブミ」というゾウムシのことです。
落とし文とも書き「相手に拾わせるよう通り道にわざと落としておく恋文」の意味もあり、俳句の夏の
季語にもなってます。
またさすがガイドのプロと思ったことがあります。
山の中は携帯電話が圏外になり繋がりません。事故に備えて、携帯電話が通じる箇所を調べてあり、
異常な事態が発生したら、会社に連絡できるようにしてるそうです。
それもdocomoとauの繋がりかたの違いなども調べてあるそうです。
私はヨガ教室には欠席が多く、劣等生ですが先生のおおらか人柄に引かれて続けてます。