この先の文章には、お食事中の方が不快に思われる言葉がありますので、ご注意ください。
肛門腺(英: anal gland)とは肛門管の粘膜組織に存在し、肛門腺液を分泌する管状胞状腺。クマを除くネコ目、ブタ、ラッコなどで認められる。イヌでは脂質を、ブタでは粘液を主に分泌する。糞をする際に肛門腺が圧迫され肛門腺液が糞とともに排出される。イヌやネコは肛門腺液の臭いで自分以外の個体を識別したり縄張りのマーキングをする。イタチやスカンクは悪臭を帯びた分泌液を噴出できるように肛門腺を発達させており外敵から身を守る手段としている。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』今まで猫と暮らしてきて、一度も肛門腺絞りをしたことはなかった。
しかしそらちゃんは、体質的に肛門腺液の粘度が高いのか、うまく排便のときに排出されれば良いのだが、溜まりすぎて肛門腺に炎症が起きてしまうことがある。
先日、あの食欲旺盛でダイエットに苦労しているそらちゃんが(アンタに言われたくないわーって顔されてもw)、ちょっとしか食べなくなって、すごく心配した。
春先の不順な天候で体調を崩したのかと思ったけど、抱っこするときに肛門腺の辺りを触ったら硬い。そして嫌がる。
あー、これまた肛門腺溜まってるわー。絞らなきゃ。で、病院に。
硬くなってるということは中で炎症が起きていて、無理に絞ると痛いので絞れない。
仕方ないので、ステロイドと抗生剤の注射をしてもらって、自壊させることになった。肛門腺が破れて、腺液と膿が出るのを待つということ。
肛門腺が溜まってきても、外から見ただけではわからない。お尻を地面にこすり付けるような動作や、肛門を気にして舐めるんだけど、そらちゃんそういうそぶりを見せないので、気が付いたときには炎症が起きている。
先生に「そらちゃんは、細かいことは気にしないタイプなんだね」って言われた。どういうこと?w
そういえばそらちゃん、ご飯食べたあとも、あんまり顔を洗わないんだよね。だから鼻くそが付いてるのかなーと思ったりしてw

病院から帰ってきて、その日の夜に、もう穴が開いた。大きく破れずに、小さな穴で良かった。
食欲も戻ってきたので、しばらく抗生剤を飲むのを頑張ろう。ご褒美にちゅーるあげるから。