やさしくなりたい

反省を兼ねて日常の日記を・・・

まるちゃん誕生!⑥

2005-12-25 02:56:48 | つぶやき
そして、どのくらいかかっただろう。





手術の準備、OK!




はぁ、やっと・・・。


そのとき、今までいなかった看護師さん登場。
夜勤の交代かな?

「手術の準備できました~」と若い看護師さん。

「内診した?」

「いえ、まだです。」

「じゃ、ちょっと見てみようか~」





なんて悠長な・・。
帝王切開するんだからもういいって。
早く、早く切って出してあげて~。




すると・・・

「あたま出てるよ。下からいけるんじゃない?」



???え??




先生登場。



「先生、見てください」




「普通分娩でいけそうだね、じゃ、いきんでいいよ。 
 お母さんは外で待っていてください。」
と、先生。






「よっしゃ~~~~~!」




まさにこんな感じ。
今まで、いきみたいのを我慢していたのを解禁された。
もう、これしかない。

何回かいきんだ時
看護師さんがお腹を思いっきり押して
下からは2人で
赤ちゃんを引っ張り出した。





生まれた。やっと生まれた。





看護師さんの第一声。

「おおきーい」





2003年12月23日 午前12時36分

まるちゃん誕生。

4045グラム





一生懸命、まるちゃんも頑張って生まれてきてくれた。
初めて顔を見たとき
「ありがとう」って。
私も頑張ったけど、まるちゃんが頑張ってくれたからこそ。


生まれた瞬間、「奇跡」って言葉が浮かんだ。
なにかに守られて無事に出産できた
そう、心から思った。

出産なんて、何事もなくきている人が多いけど
みんないろんなストーリーがあると思う。
何が起こるかわからないから、すごく怖い。
命を落とす事だって・・・。

新しい命を生み出すこと
それは本当にすごいこと。





出血量は母子手帳によると「多量」になっていて
産後、ふらふらで歩けなかったほど。
輸血はしなくてよかったけど。

「よっしゃ~~」っていきんだときに
力みすぎて、目の血管が切れたらしく出血してた。
あとで鏡見てびっくり。



この病院でも久しぶりの4kg台らしく
入院中は看護師さんの人気ものだった。





とりあえず、「まるちゃん誕生!」はこれでおしまい。

長々と読んでくださった方、ありがとうございます。

だんだん、記憶が薄れていく前に
私しか知らないこと
書いておこうと思いました。



一生懸命、まるちゃんも頑張って生まれてきてくれました。
ふたりの母になれたこと
本当に幸せです。

ありがとう。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるちゃん誕生!⑤

2005-12-25 02:40:15 | つぶやき
やっと周産期センターに到着。



看護師さんが迎えてくれたような・・。

夜間の救急で人がたくさんいたような・・・。

あとで聞くと、年末の忘年会シーズン。
祝日前のこの日、急性アル中のような若い人が多かったみたい。



寒くて固まっていた私に
看護師さんが気がついて「かわいそうに・・」って毛布をかけてくれたような。


ここはスタッフがたくさん。
常にそばにいてくれて
一緒に呼吸法をしてくれる。
それだけでも、意識して呼吸をあわせようと頑張れる。

ちゃんとたくさん酸素を吸って
ちゃんと呼吸をしてあげないと
赤ちゃんが弱ってしまう。


救急車で一緒に来てくれた先生は
引継ぎをしたら帰っていった。

外で待っている母たちや夫に
「難産です」と告げて去っていったそうだ。
父も夫も、すごく不機嫌だったらしい。(母談)
こんなことになるなら、どうして個人病院で分娩をしたのか
分娩前に病院を替えてくれてたら・・・

多分、そんなことを考えていたからだろう。

関係ないけど、先生の帰りのタクシー代は
請求書にしっかり入っていた。

私は、その先生を恨んでいるわけではない。
分娩は何が起こるかわからないし
先生は先生なりにちゃんとしてくれてたから。
母も同意見。






さて、話は戻って・・・・


病院を替わったのでカルテの作り直し。
ひとつひとつ質問される。

その質問のひとつひとつが
前にいた個人病院の質問内容と同じ。
カルテってコピーできないんだろうか?

結婚した年は?とか
家族は?とか、etc・・・

陣痛は容赦なくやってくる・・・。

血液検査したり、骨盤のレントゲンを撮ったり。



もう、どうにかして欲しい。
手術するなら早くして!赤ちゃんを早く出してあげて。


そう思いながらも周りで人があわただしくしている。


で、担当の先生があらわれて
「出血も多いし、赤ちゃんのためにも帝王切開にしたほうがいいかも。」と。

私は、どうでもいいから早く出してあげてほしいから承諾。
もう手段は選べない状態に来ている。


で、手術の説明。

その間にも陣痛がやってくる。
どーん、どーん。って感じ。

なので、説明も聞けない状態。

・・・すると、
「奥さんが聞けてないので、もういちど奥さんに説明します。」


は~?って感じ。

まぁ、ちゃんとしておかないと後で問題になったときに
困るからだろう。

手術で開腹したあとで、癒着があったりしたら
また傷を開腹しないといけないとか
肝炎になるかも?とか
輸血のこととか・・・
忘れたけど、細かいことを念押しさせられたって感じ。


手術をすることに決定。
震える手で署名。
(きちんとしないと問題になったときに困るからだろうなぁ。)


すると、今度は手術のための準備と検査。



あとで夫に聞いたら、短い時には1分間隔で陣痛が来ていたらしい。
私は時間の感覚が全くなし。
どのくらいかかっているのか
もう全くわからない。
とにかく、陣痛の波に耐えるのみ。

こっちとしては、切るなら早く~!
って怒りもこみ上げてきてる。



手術はすごくこわい。
説明でも不安になることばかり。
でも、もうどうしようもない。
赤ちゃんを助けるために、手段は選べない。

1分間隔・・・今考えると
よく耐えたな~。


手術するなら、早くしてくれ~。
もう叫びそうでした。
「早くして!!」


母は青い顔で私の側にいたそうだ。
(後で聞いた。)
親としては、娘の出産でこんな状態になったら
心配で不安で きっと怖かっただろう。

「若いときに戻りたいけど、 出産だけはもういや
って昔、聞いたことがあった。

同じ女性としてわかるだけに
すごく怖かったに違いない。


私の記憶では、こんな感じ。
実際は違っているのかも・・・・。
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるちゃん誕生!④

2005-12-25 02:40:08 | つぶやき
何度かいきんだけど
どうもうまくいかない。

突然、大きな陣痛の波が・・・。

そのとき、また吐き気が!
(当然、吐くものもない。)

吐く時って全身に力が入る。
 


その瞬間、破水!


赤ちゃんの心音が急激に下がり
「ピー、ピー」って警告音が鳴り響く。


先生も看護師さんも慌ててる。



私、どうなってるのかわからず
すごい不安。

赤ちゃんは大丈夫なの??



記憶が定かではないけど

先生が救急車の手配、カルテ・レントゲンの用意を
看護師さんに指示している。


この病院は緊急帝王切開はしない。
(それは以前から知っていた。)
緊急=危険な状態
なので、スタッフも設備も整っている周産期センターのある総合病院に
運ばれるのだ。
そのほうが、母子共に安心だから。


まさか、自分がそうなるとは夢にも思わなかった。

検診時に「胎盤の位置が子宮に近い」と、言われて
(先生に帝王切開するかも、とは言われなかったが)
自分で調べたりはしていたが
緊急帝王切開になるなんて。。。。



看護師さんは
廻旋異常ってこと。
帝王切開になるかもしれない。
でも、普通分娩できるかもしれないから
最後まで頑張ってね。
大丈夫だからね。
そう言って手を握ってくれた。



救急車、到着。

まさか、自分が乗るなんて・・・。

私はもう自分では動けない状態。
陣痛は容赦なく襲ってくる。


夫が中に呼ばれて
一緒に担架に乗せて運ぶように言われてた。



あまり、記憶なし。




多分、病院中には「うーん。うーん。」って声が響いていたかも。
廊下は響くから。



外に出たらすごく寒かった。
私が着ていたのは、分娩用のうすーいネグリジェみたいなもの。
寒すぎて固まってた。



救急車に乗ったとき

赤ちゃん、死んじゃうかも。

私、死んじゃうかも。

おにいちゃん、どうしよう・・・。




そんな考えが浮かんできた。
私が「死」を身近に感じた初めての瞬間だったかもしれない。


夜の道路は空いているはずだけど
すごく遠く感じた。


夜の救急車。
私が乗ってるなんて・・・・。

陣痛は容赦なくやってくる。

そのたびに、出血なのか羊水なのか
なにが出てるかわからない。
ものすごく怖い感じ。


夫と、先生が一緒に乗ってくれた。
夫は手を握ってくれていたような。
(違うかな?)

実母は父に電話して、一緒に病院に向かったようだ。
(弟も来てくれてた。)


 




後で、この日のことについて話したことがなかったので
わからないことばかり。

ちゃんと聞いてみよう。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるちゃん誕生!③

2005-12-25 01:49:10 | つぶやき
私が出産に選んだのは個人病院。
おにいちゃんのときと同じ病院。

最近流行の病院ではないけど
看護師さんもやさしいし、ご飯もおいしい。

母子別室で3時間おきに授乳室に行く。
夜は9時で最後。
あとは看護師さんがミルクをあげてくれる。
夜はゆっくり眠れるのでうれしい。




が、分娩のときの看護師さんは2人。
当直はいつも2人。

その2人が夜の病院を管理している。
電話にでたり、ナースコールに応えたり
そして3時間おきのミルクも・・。


その間、私は分娩室にひとり。
おにいちゃんの時も
結構不安だった。


私が「うんうん」いきみを逃している間も
私に声をかけながら
いろんな仕事をしたり
分娩の準備をしたり・・・。


その日の当直の看護師さんは
おにいちゃんのときと同じベテラン看護師さん。
覚えていてくれてうれしかった。



分娩台の上で、吐きながら いきみを逃し・・・

多分、分娩室に運ばれたのは8時すぎくらいだったのかな?
(何時だったかわからない。)
夫にちゃんと聞いておかねば。

出産のときのこと、実は話したことない・・・。
なぜか聞きにくい。
私も必死だったし・・。
もし、これ読んだら教えてください。






私、手がしびれてきた。
なにこれ・・・?

どうも、過呼吸になったらしい。
看護師さんにビニル袋を渡されて
それを口につけて呼吸をするようにって。

しばらくすると、手のしびれがとれてきた。

吐いたり、しびれたり・・・



先生が来た。
回診のあとだったのかな?





それで、いよいよ分娩開始!


先生、手袋しながら・・・

「向きが悪いし、けんこう難産になるかもしれない」


「健康?」なんで健康で難産?

なんて考えてたら「肩甲難産」のようだ。

胎児が骨盤の中を通って出てくる時に
肩の骨(肩甲骨)や鎖骨が骨折してしまうらしい。


たたでさえ不安なのに
さらに不安に・・。


しかし、ここまできたら頑張るしかない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるちゃん誕生!②

2005-12-25 01:01:01 | つぶやき
陣痛が来る数週間前の検診の時

「う~ん、赤ちゃんの向きが悪いな~。
 このまま出産になったら大変だ。」

と、先生から言われていた。

どうも、赤ちゃんが上を向いている(仰向け)らしい。
生まれ出てくるときに
赤ちゃんは下向き(床の方を見ながら)に出てくるので
骨盤と赤ちゃんの頭に余裕がなければ
くるっと回転して出てきにくい。

さて・・・・。



陣痛がきたこの日も
赤ちゃんは仰向けの状態だった。


すごく心配。



看護師さんに「大丈夫なんですかね~」って聞いても
「先生がなんにも言ってなかったから・・・
 経産婦さんだしね。

やはり、はっきり「大丈夫」とは言えないよねぇ。


すごく心配。



陣痛の間隔はまだ狭まらない。



赤ちゃんが大きいと陣痛がつきにくいそうだ。








朝からの陣痛で
夕食の時間。


すごくおいしかった~。
献立は忘れたけど・・・。
シチューだったかな?
ブロッコリーがあったことは覚えている。

夕食前に夫が来てくれた。

でも、まだまだみたいなので一時帰宅。



予定日が12月13日。

私の誕生日が11月22日。
おにいちゃんが11月11日。

なので本当は12月12日を狙ってました。
しかし・・・
生まれる気配なし。

12月22日に陣痛!
まぁ、12・22でもいいかななんて。




夫が帰ってすぐ、かなり強い陣痛がいきなり来た。
おにいちゃんの時もそうだったけど
まるちゃんの時も・・・
強い陣痛が来るたびに、吐いてしまう。。

さっき食べたおいしいディナー。
さよならです。


一気に陣痛の波が押し寄せてくる。

実の母がついてくれているけど
きっと母も慌てていたことだろう。



看護師さんも慌ててきてくれたけど
歩いて分娩室にいける状態ではない。


車椅子で分娩室に・・・。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

まるちゃん誕生!①

2005-12-24 11:33:35 | つぶやき
我が家の長女、まるちゃん。

12月23日 2歳になりました。
彼女の出産は大変でした・・・。






2年前の12月22日。

出産予定日かは13日だったから、かなり遅れ気味。
陣痛が来なかったら 24日に促進剤を使うことに・・・。

そんなこんなで
22日 午前10時ころ 10分間隔の陣痛がきた。

「やっときたか~。」ってな感じで
義母にを運転してもらい
3歳になったばかりのおにいちゃんを連れて病院へ。


診察。


分娩監視装置で陣痛の間隔を見てみると
やはり陣痛で、看護師さんにも「やっとだね~」って。


エコーで赤ちゃんの検査。

「大きいね~。推定体重は・・・・








「4000・・・・?


(4000か4400って言ったのか忘れたけど)

「まぁ、誤差があるからね。多分、ここまで大きくはないと思うけど」




私もびっくりした。
まさか、そんなに大きいとは・・・。

でも誤差があるっていうしね。



予定日を過ぎていたし
少し前にレントゲンも撮って
普通分娩ができるか検査もしていた。



で、入院。



お昼ご飯を義母とおにいちゃんがコンビニで
買ってきてくれた。


陣痛はまだまだって感じだったので
余裕で食べて
おにいちゃんたちは帰宅。






陣痛の間隔は、なかなか狭まらない。









  
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

気がついたこと

2005-11-23 11:23:46 | つぶやき
先日、誕生日をむかえて思ったこと。

私を生んでくれてありがとう。

そう思えるってこと
すごく幸せなことだなぁって。

今まで生きてきて
いろんなこともあったけど
今も悩みはつきないけど

それでも今、生きていること
存在していること

それって素晴らしいことで
幸せなことだと思う。

そう思える私って
すごく幸せだなぁ。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

たすけてー

2005-09-21 00:15:27 | つぶやき
晩ご飯の支度をしていると
後ろから おにいちゃんが助けを呼んでます!


助けてー、足の中に砂がはいっとる!
じゃりじゃり、痛くてかゆいー


と 苦しんでいます。

そう、足がしびれているのです。
正座をしてパソコンをしていたので
足がしびれたのでした。

初めての経験だったようでびっくりしたみたい。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

眠れない

2005-07-26 03:44:34 | つぶやき
もうこんな時間。

子どもたちと9時過ぎに寝て
1時過ぎに目が覚めて
眠れなくなってしまいました。

もうそろそろ新聞が来るかな?

台風が久しぶりに来ています。
去年は毎週のように来てました。
おかげでカーポートの屋根は飛び
ベランダの波板も飛ばされ・・・
夏休み予定していたキャンプも中止。
さんざんな年でした。

パソコンに向かっていると
時間がたつのも忘れてしまいます。
おかげで肩こりもよくならず・・・。
これも中毒のひとつですよね。
たまには我慢もしているのでありました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤ちゃんの国

2005-07-24 01:37:59 | つぶやき
まるちゃんとは
赤ちゃんの国で一緒にあそんでいたんよ
仲良しだったから
ママのおなかから生まれてきたんよ



まるちゃんが赤ちゃんのときに
おにいちゃんが言っていた言葉。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする