受験シーズン真っただ中、ですね。
大昔、私の大学の受験ってどうだったかな~なんて思い出していました。
高校のとき、ホームルームで「○○大学の〇〇学部の推薦入試、希望する人がいたら来なさい」
みたいな話が出ていたとき
その学部に興味がなかったのでスルーしていたのですが
締め切りの日に
「その学部も面白そうかも」と、急に思い立って
「通常より1回多めに受験できるなら受けたいです」って
職員室に行った記憶があります。
推薦の条件の(成績)平均評定もあったようで
運よく推薦入試を受けることができました。
推薦の入試科目は小論文と面接。
内容は全然覚えていませんが(なんせ30年前
)
面接のことは覚えています。
面接官は2人だったかな?
集団面接だったかな?と思ったのですが個人だったような気もします。
志望動機は一生懸命覚えて練習していましたが
話している間に頭が真っ白になって・・・
思い出すために何度か最初から言いなおししたのです。
最悪ですよね
失敗です。
で、趣味かなんか聞かれたときに「読書」の話になり
どんな本を読むか聞かれ
「『山本周五郎』が好きです。」
そこから、どんな作品が好き?という話になり
山本周五郎の好きな作品を挙げ
その話でむちゃくちゃ盛り上がり(私が)
話しまくったという。。。
口下手なオタクが好きなことを語るとき
むちゃくちゃ饒舌になるアレを想像してもらえたら、と思います
面接官の方がニコニコしながら聞いてくださっていました。
正直、面接では失敗。
こりゃ無理だな~と思っていたのですが
結果は合格。
本当にラッキーでした。
多分、普通に受験したのでは受からなかったんじゃないかな
入学してから、教授についてのプロフィールを読んでいたら
面接官の方は教授で
「山本周五郎」が好きだったのです。
ニコニコしながら、いろいろ質問してくださったのは
そういう理由だったのかと。
面接で決まったわけではないと思いますが
これもラッキーだったなぁ、と思ったのでした。
私の大学入試。
ラッキーに次ぐラッキーで合格したのでした。
今、考えても奇跡みたいなものです。
私の受験話でした