まるちゃんがお腹にいるとき
「早く生まれておいでー」とよく話しかけていた
おにいちゃん。
まるちゃんが生まれてからも
赤ちゃんがえりも特にしなかった。
ある日、風邪をひいて咳がひどくなった。
夜中に咳が止まらなくなって
まさに発作っていう感じ。
すごく苦しそうで
でもどうにもしてやれない。
あまりにも苦しそうなので
ぎゅっと抱きしめた。
すると、少ししたら落ち着いてきて
治まってくれた。
また別の夜。
寝言で
「両方ともぼくの!まるちゃんにはあげん!!」
そう泣き叫んでいた。
多分、おっぱいのことだろうとその時思ったことを覚えている。
どうしても泣き止まず
泣き叫ぶおにいちゃん。
ばあちゃんに抱っこされてもダメだった。
それが私が抱きしめると
安心したように落ち着きを取り戻した。
昼間は我慢していても
夜には無意識に本音がでる。
すごい頑張っていたんだろうね。
「兄」として。
私はおにいちゃんに「兄」を求めてはいなかった。
だから普段も「おにいちゃん」と彼を呼ばず
名前で呼ぶようにしていた。(今も)
「おにいちゃんだから」という言葉も使ったことがなかった。
ただ先に生まれただけなのに
そういう理由で我慢はさせたくなかったから。
すごく気をつかっていたけど
それ以上に彼は頑張っていたんだと思う。
ちょっと忘れかけていたこと。
思い出しました。
今、彼は
まるちゃんから「おにいちゃん」と呼ばれたいらしい。
名前で呼ばれるのではなく
「おにいちゃん」と呼んでもらいたいらしい。
ただ、私がいつも彼のことを
名前で呼んでいるので
ちょっと難しいかもしれない。
彼の名前が好きなので「おにいちゃん」と
呼ぶのは残念なのだけど
なるべく「おにいちゃん」と呼ぶように心がけている今日この頃。
「早く生まれておいでー」とよく話しかけていた
おにいちゃん。
まるちゃんが生まれてからも
赤ちゃんがえりも特にしなかった。
ある日、風邪をひいて咳がひどくなった。
夜中に咳が止まらなくなって
まさに発作っていう感じ。
すごく苦しそうで
でもどうにもしてやれない。
あまりにも苦しそうなので
ぎゅっと抱きしめた。
すると、少ししたら落ち着いてきて
治まってくれた。
また別の夜。
寝言で
「両方ともぼくの!まるちゃんにはあげん!!」
そう泣き叫んでいた。
多分、おっぱいのことだろうとその時思ったことを覚えている。
どうしても泣き止まず
泣き叫ぶおにいちゃん。
ばあちゃんに抱っこされてもダメだった。
それが私が抱きしめると
安心したように落ち着きを取り戻した。
昼間は我慢していても
夜には無意識に本音がでる。
すごい頑張っていたんだろうね。
「兄」として。
私はおにいちゃんに「兄」を求めてはいなかった。
だから普段も「おにいちゃん」と彼を呼ばず
名前で呼ぶようにしていた。(今も)
「おにいちゃんだから」という言葉も使ったことがなかった。
ただ先に生まれただけなのに
そういう理由で我慢はさせたくなかったから。
すごく気をつかっていたけど
それ以上に彼は頑張っていたんだと思う。
ちょっと忘れかけていたこと。
思い出しました。
今、彼は
まるちゃんから「おにいちゃん」と呼ばれたいらしい。
名前で呼ばれるのではなく
「おにいちゃん」と呼んでもらいたいらしい。
ただ、私がいつも彼のことを
名前で呼んでいるので
ちょっと難しいかもしれない。
彼の名前が好きなので「おにいちゃん」と
呼ぶのは残念なのだけど
なるべく「おにいちゃん」と呼ぶように心がけている今日この頃。
1年半前。まるちゃんが生まれたとき。
おにいちゃんが午後からパパとふたりで病院に来た。
新生児室のガラス越しに
おにいちゃんとまるちゃんのはじめてのご対面。
どんなリアクション取るのかな
なんてすごく期待していた私。
帰りは「ママと離れるのイヤ」ってなるかも
なんて考えてた私。
ちょっと見て
おにいちゃんは・・・
「パパ、帰ろう」
え?今来たとこよ。
なんで?
なんにも話してないよ。
私のほうも見ずに
なんだか泣きそうなおにいちゃん。
「パパ抱っこ」
抱っこしてもらって帰っていった。
その姿に私は泣いた。
兄としての自覚を感じたのか
ママは僕だけのものじゃなくなったんだとか
きっと幼い心でいろいろ感じたんだと思う。
それがすごくわかって
すごく伝わってきたから
私は涙がでた。
その晩、すごく病院にいるのが寂しかった。
早く帰っておにいちゃんに会いたかった。
夜寝る前におにいちゃんは
「ぼくにはパパがいるから大丈夫」
そう言ったらしい。
また泣けてきた。
次の日からおにいちゃんは
オムツをやめ自らパンツをはいた。
赤ちゃん生まれたらパンツにしようね
そう私と約束していたのだった。
どうせ下の子が生まれたら赤ちゃんがえりするだろう
そう思っていたのでトイレトレーニングを
伸ばし伸ばしにしていた。
頑張ってるおにいちゃんに
また私は泣いた。
そういえば・・・
お腹に赤ちゃんがいるときは「立って抱っこ」ができなかった。
だから出産して病院から帰ってきたら
おにいちゃんは
「ママ 立って抱っこして。赤ちゃん生まれたからもうできるよね。」
そう言っていたなぁ。
産後すぐだったので ちょっとできなかったんだけど。
赤ちゃんがお腹にいるときから
おにいちゃんは我慢していたんだ。
生まれてからも・・・・。
そんなこんなで
おにいちゃんは大きくなって
抱っこするのも重くなってきた。
まるちゃんが生まれてから
おにいちゃんを抱っこしてあげることが少なくなった。
もっと抱っこしてもらいたいんだろうな。
最近、まるちゃんを抱っこしていると
「いいな~」と すごく言っている。
腰が痛いけど
ちょっと頑張って抱っこしてあげようかな。
おにいちゃんが午後からパパとふたりで病院に来た。
新生児室のガラス越しに
おにいちゃんとまるちゃんのはじめてのご対面。
どんなリアクション取るのかな
なんてすごく期待していた私。
帰りは「ママと離れるのイヤ」ってなるかも
なんて考えてた私。
ちょっと見て
おにいちゃんは・・・
「パパ、帰ろう」
え?今来たとこよ。
なんで?
なんにも話してないよ。
私のほうも見ずに
なんだか泣きそうなおにいちゃん。
「パパ抱っこ」
抱っこしてもらって帰っていった。
その姿に私は泣いた。
兄としての自覚を感じたのか
ママは僕だけのものじゃなくなったんだとか
きっと幼い心でいろいろ感じたんだと思う。
それがすごくわかって
すごく伝わってきたから
私は涙がでた。
その晩、すごく病院にいるのが寂しかった。
早く帰っておにいちゃんに会いたかった。
夜寝る前におにいちゃんは
「ぼくにはパパがいるから大丈夫」
そう言ったらしい。
また泣けてきた。
次の日からおにいちゃんは
オムツをやめ自らパンツをはいた。
赤ちゃん生まれたらパンツにしようね
そう私と約束していたのだった。
どうせ下の子が生まれたら赤ちゃんがえりするだろう
そう思っていたのでトイレトレーニングを
伸ばし伸ばしにしていた。
頑張ってるおにいちゃんに
また私は泣いた。
そういえば・・・
お腹に赤ちゃんがいるときは「立って抱っこ」ができなかった。
だから出産して病院から帰ってきたら
おにいちゃんは
「ママ 立って抱っこして。赤ちゃん生まれたからもうできるよね。」
そう言っていたなぁ。
産後すぐだったので ちょっとできなかったんだけど。
赤ちゃんがお腹にいるときから
おにいちゃんは我慢していたんだ。
生まれてからも・・・・。
そんなこんなで
おにいちゃんは大きくなって
抱っこするのも重くなってきた。
まるちゃんが生まれてから
おにいちゃんを抱っこしてあげることが少なくなった。
もっと抱っこしてもらいたいんだろうな。
最近、まるちゃんを抱っこしていると
「いいな~」と すごく言っている。
腰が痛いけど
ちょっと頑張って抱っこしてあげようかな。
おにいちゃん。
まるちゃんのことをいつも考えてくれているのかな?
虫かご、まるちゃんのも買ってもらったよ。(じいちゃんに)
くつ、まるちゃんのも買ってもらったよ。(じいちゃんに)
ほたる、まるちゃんにも見せたかったな。
風船、まるちゃんの分ももらってきたよ。
↑
帰りに自分の風船は割れてしまったらしく・・・
泣きながら帰ってきました。
ママはそんなおにいちゃんが大好きです。
まるちゃんのことをいつも考えてくれているのかな?
虫かご、まるちゃんのも買ってもらったよ。(じいちゃんに)
くつ、まるちゃんのも買ってもらったよ。(じいちゃんに)
ほたる、まるちゃんにも見せたかったな。
風船、まるちゃんの分ももらってきたよ。
↑
帰りに自分の風船は割れてしまったらしく・・・
泣きながら帰ってきました。
ママはそんなおにいちゃんが大好きです。
今までいろんなものを「はんぶんこ」にしてくれていたおにいちゃん。
大好きなおやつも
ママとぼくで「はんぶんこ」。
しかし・・・・
最近は、まるちゃんとぼくで「はんぶんこ」。
昨日の野いちごも。
どうしてそこにママをいれてくれないの~。
(と、いうのは冗談ですが)
成長を感じて
うれしいけれど、ちょっとさみしいママでした。
大好きなおやつも
ママとぼくで「はんぶんこ」。
しかし・・・・
最近は、まるちゃんとぼくで「はんぶんこ」。
昨日の野いちごも。
どうしてそこにママをいれてくれないの~。
(と、いうのは冗談ですが)
成長を感じて
うれしいけれど、ちょっとさみしいママでした。
最近、おにいちゃんは寝る時に
「うたって~」と言います。
私がいつも歌っているのは
「ねんねんころりよ おころりよ
ぼうやはよい子だねんねしな・・・」
という子守唄です。
「ぼうや」の部分をおにいちゃんの名前に変えて歌うので
自分の歌だと思っているようです。
子守唄を歌うと(3番まであるのですが、繰り返し歌う。)
しばらくすると寝てしまいます。
私は歌は上手ではありません。
でも、安心するのかな?
実はこの子守唄、私にも思い出の歌なのです。
幼い頃よく母に歌ってもらいました。
覚えているのは4歳の時。
夜、布団に入って子守唄を歌ってもらっていたのですが
すごく寂しい気持ちになって、ぽろぽろ涙が出てきて・・・。
なぜ涙がでたのかわからないのですが
子守唄の歌詞が悲しいように思えたのを覚えています。
安心して眠れるならいつまでも歌ってあげよう。
母の思い出の曲になったらいいな。
「うたって~」と言います。
私がいつも歌っているのは
「ねんねんころりよ おころりよ
ぼうやはよい子だねんねしな・・・」
という子守唄です。
「ぼうや」の部分をおにいちゃんの名前に変えて歌うので
自分の歌だと思っているようです。
子守唄を歌うと(3番まであるのですが、繰り返し歌う。)
しばらくすると寝てしまいます。
私は歌は上手ではありません。
でも、安心するのかな?
実はこの子守唄、私にも思い出の歌なのです。
幼い頃よく母に歌ってもらいました。
覚えているのは4歳の時。
夜、布団に入って子守唄を歌ってもらっていたのですが
すごく寂しい気持ちになって、ぽろぽろ涙が出てきて・・・。
なぜ涙がでたのかわからないのですが
子守唄の歌詞が悲しいように思えたのを覚えています。
安心して眠れるならいつまでも歌ってあげよう。
母の思い出の曲になったらいいな。
とても気になる。
ミニトマト。
座って見上げたり、さわってみたり…。
その度、ママは大慌てで
「まるちゃん!見るだけよ!取ったらダメよ!」
わかっているけど…
やっぱり気になる。
昨日もつい青いトマトを取ってしまった。
食べてみたら、苦いような酸っぱいような。
おいしくなかった。
でも、どうしても気になる。
今日も何回ここに来たことか。
なぜこんなに気になるのかなぁ?
ミニトマト。
座って見上げたり、さわってみたり…。
その度、ママは大慌てで
「まるちゃん!見るだけよ!取ったらダメよ!」
わかっているけど…
やっぱり気になる。
昨日もつい青いトマトを取ってしまった。
食べてみたら、苦いような酸っぱいような。
おいしくなかった。
でも、どうしても気になる。
今日も何回ここに来たことか。
なぜこんなに気になるのかなぁ?
もっとまっすぐに向かい合ってあげたい。
まるちゃんにはやさしく接してあげれるのに
おにいちゃんには冷たくなってしまう。
同じようなものの言い方ができたらいいのに。
ちゃんと見て
ちゃんと聞いて
もっとまっすぐ見てあげなくては。
今日も反省です。
まるちゃんにはやさしく接してあげれるのに
おにいちゃんには冷たくなってしまう。
同じようなものの言い方ができたらいいのに。
ちゃんと見て
ちゃんと聞いて
もっとまっすぐ見てあげなくては。
今日も反省です。
「おにいちゃんの願い事は頼んだ?」
と聞くと
「自分のはいいんよ。ママが代わりにお願いしておいて」って。
自分のことをお願いするより
人のことをお願いする方が叶う気がするらしい。
自分ことばかり考えて
自分の願いことばかりをお願いする人よりも
他の人を思いやって
お願いしてあげれる人ってすごいと思ってた。
それを4歳の子どもができるなんて・・・
びっくりした。
そういう人は自分ことを願わなくても
きっと願いは叶えられるだろうな。
そう思う。
と聞くと
「自分のはいいんよ。ママが代わりにお願いしておいて」って。
自分のことをお願いするより
人のことをお願いする方が叶う気がするらしい。
自分ことばかり考えて
自分の願いことばかりをお願いする人よりも
他の人を思いやって
お願いしてあげれる人ってすごいと思ってた。
それを4歳の子どもができるなんて・・・
びっくりした。
そういう人は自分ことを願わなくても
きっと願いは叶えられるだろうな。
そう思う。
おにいちゃんがお願いごとをしていた。
「まるちゃんが早く元気になりますように」}
先日から、鼻水と咳をしているまるちゃん。
お兄ちゃんはここ1ヶ月くらい咳が治らないでいる。
そういえば先日は
「ママの手が早く治りますように」
そうお願いしてくれていたなぁ。
手荒れがひどくてひび割れだらけの私の手。
心配してくれてたんだね。
自分のことをお願いしたらいいのに・・・。
そういうやさしさがうれしくて
抱きしめてしまったママなのでした。
「まるちゃんが早く元気になりますように」}
先日から、鼻水と咳をしているまるちゃん。
お兄ちゃんはここ1ヶ月くらい咳が治らないでいる。
そういえば先日は
「ママの手が早く治りますように」
そうお願いしてくれていたなぁ。
手荒れがひどくてひび割れだらけの私の手。
心配してくれてたんだね。
自分のことをお願いしたらいいのに・・・。
そういうやさしさがうれしくて
抱きしめてしまったママなのでした。