処感

日々、想うままに綴る言の葉の置き場
My dear Life!

*…六月『見えない配達夫』…*

2005-06-13 05:08:23 | エッセイ
      *…六月『見えない配達夫』…* どこかに美しい村はないか 一日の仕事の終わりには一杯の黒麦酒 鍬をたてかけ 籠を置き 男も女も大きなジョッキを傾ける どこかに美しい街はないか 食べられる実をつけた街路樹が どこまでも続き すみれいろした夕暮れは 若者のやさしいさざめきで満ち満ちる どこかに美しい人と人との力はないか 同じ時代を . . . 本文を読む
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