昨日はレディース・デーでもあったので(笑)久し振りに
映画を観に行ってきた。
と、云っても最新作ではなく9月18日に封切られた
「アイ・ロボット」だけどね。
ウィル・スミスが良かった。朝、目覚めてから大音量で
「スーパー・ステション」(スティービー・ワンダー)
を聴きながらシャワーを浴びたり、着替えたりしている
描写があったけれど未来であるのに「アナログ派」な人で
あることを示唆しているようで上手い導入だなって思えた。
それに、未来であるのにスティービー・ワンダーって
云うのが堪らないではないか!(爆)
決して古臭くなく、むしろぴったりフィットしている。
あ、そうか…
ひょっとすると若い方には新鮮な選曲なのかもしれないのね。
もう、ネタばれしているんだろうけれど
この映画は一筋縄では行かない伏線が至るところに仕組まれていて
観客を飽きさせない。
過去にロボットに関するトラウマを持つ一人の警官が
自殺と判定されたある単純な事件は実はロボットが犯した
「殺人事件」ではないかと疑い、その結果重大な事件の端緒を摑み、
正義感と執念で問題解決へと立ち向かいながらロボットに対する
嫌悪の情を浄化してゆく近未来・サスペンス映画である。
登場する「お手伝い型ロボット」が哀しそうな表情をしている。
スター・ウォーズに登場する3POに似た形だ。
精巧なCG処理でロボットが生き生きと動き回り自然に感じられた。
しかし人はなんと傲慢で厭らしい存在なのだろうか。
金属でできたロボットの方がヒューマニズム溢れているのがなんとも
皮肉だし風刺だ。
企業の利益を最優先にしている為、判断する目が濁ってしまう経営者は
自らが酷使していた電子頭脳に殺されてしまう。
それまで従順に人間に従っていたロボット達が「意思」と「判断力」、
それから「魂」や「精神」を持った結果優秀な頭脳故、
人を「一人では繁栄できない弱い生物」と判断し配下に
置こうと氾濫を起こす。
映画ならではの荒唐無稽な運びであったけれど、未来になったら
もしかして、起こりかねないなどと思わされてしまうストーリーの上手さが
目立つ。
しかし突然、機械たちが意志を持ってしまい
その日の気分で例えば洗濯機が「今日は洗濯したくない日」なんて
勝手に決めて、動かなくなってしまったら怖いわよねぇ~…(苦笑)
「故障」なのか「機械が決めた事」なのかわからないから
恐る恐る「あのぉ~、洗濯機さん、今日なんで洗濯しないの?」
なんて聞いている自分を想像すると…怖い。
映画を観に行ってきた。
と、云っても最新作ではなく9月18日に封切られた
「アイ・ロボット」だけどね。
ウィル・スミスが良かった。朝、目覚めてから大音量で
「スーパー・ステション」(スティービー・ワンダー)
を聴きながらシャワーを浴びたり、着替えたりしている
描写があったけれど未来であるのに「アナログ派」な人で
あることを示唆しているようで上手い導入だなって思えた。
それに、未来であるのにスティービー・ワンダーって
云うのが堪らないではないか!(爆)
決して古臭くなく、むしろぴったりフィットしている。
あ、そうか…
ひょっとすると若い方には新鮮な選曲なのかもしれないのね。
もう、ネタばれしているんだろうけれど
この映画は一筋縄では行かない伏線が至るところに仕組まれていて
観客を飽きさせない。
過去にロボットに関するトラウマを持つ一人の警官が
自殺と判定されたある単純な事件は実はロボットが犯した
「殺人事件」ではないかと疑い、その結果重大な事件の端緒を摑み、
正義感と執念で問題解決へと立ち向かいながらロボットに対する
嫌悪の情を浄化してゆく近未来・サスペンス映画である。
登場する「お手伝い型ロボット」が哀しそうな表情をしている。
スター・ウォーズに登場する3POに似た形だ。
精巧なCG処理でロボットが生き生きと動き回り自然に感じられた。
しかし人はなんと傲慢で厭らしい存在なのだろうか。
金属でできたロボットの方がヒューマニズム溢れているのがなんとも
皮肉だし風刺だ。
企業の利益を最優先にしている為、判断する目が濁ってしまう経営者は
自らが酷使していた電子頭脳に殺されてしまう。
それまで従順に人間に従っていたロボット達が「意思」と「判断力」、
それから「魂」や「精神」を持った結果優秀な頭脳故、
人を「一人では繁栄できない弱い生物」と判断し配下に
置こうと氾濫を起こす。
映画ならではの荒唐無稽な運びであったけれど、未来になったら
もしかして、起こりかねないなどと思わされてしまうストーリーの上手さが
目立つ。
しかし突然、機械たちが意志を持ってしまい
その日の気分で例えば洗濯機が「今日は洗濯したくない日」なんて
勝手に決めて、動かなくなってしまったら怖いわよねぇ~…(苦笑)
「故障」なのか「機械が決めた事」なのかわからないから
恐る恐る「あのぉ~、洗濯機さん、今日なんで洗濯しないの?」
なんて聞いている自分を想像すると…怖い。
ロボットの表情が、確かにすごく細かいですよね。それだけでもじゅうぶん、怖さみたいなのを感じました。
わたしも、意思を持った洗濯機、についてちょっと考えてしまいました(~~;
ふだん文明の利器を何の気なしにつかっているけれど、よく考えると、すごいんだな、ありがたいんだなと思います。はあ~怖い(笑
そう云われてみると確かにそう…。
『A.I』に近い人とロボットとの情緒と
『マイノリティー・リポート』に似た、
利益に不利な情報は操作して抹殺してしまうエゴ。
画面の中でね、整然と並んだ1000体のロボット
達のカットがあったけれど、その中で一体だけ違う
個性を持つロボットが居てね、その描き方が怖かった。
皆と同じだと安心!って思いがちなんだけれど、
実はその方が怖い、違った方が普通なんだ、当たり前
なんだって訴えたかったのね。観終わった後にやっと
わかった鈍感な私でした…いやはや。
日進月歩って云いますよね。
人の進歩は遅いくらいなのに、
機械類の開発は速度が早くて
時々、眩暈を起こしそうになります。
アコースティックな物は何時までも残ると想う、厭、残ってもらいたいと(笑)思ってます。
機械とお喋りするのは楽しいだろうけれど、
機械から管理されるなんて、鳥肌が立つ程
怖い…「ターミネーター」みたいな日常なんて
真っ平だな(爆)