今度こそ完済!借金500万円返済日記

三度目の正直で今度こそ借金完済を固く決意。毎月苦しいけれど借金返済状況や、多重債務者の日常生活を綴ります。

自分が正しいという自信すらなくすブラック企業

2020-06-23 22:28:52 | ブラック企業の話

コロナ自粛でずっと外勤ができなかった反動で、連日取引先を訪問、今さらご挨拶周りをしています。
私の仕事柄、お会いする方は企業の社長始め、その団体の代表が多いですが、要職についている方々は人格も立派な方が多いです。
2年後、今の契約が終わったら次はここに雇われたい!と思うところばかりです。そして当然のように以前のブラック企業の面々と比べてしまいます(^^;

ブラック企業あるある③

経営陣が無能

有能だったら赤字にならないし、赤字じゃなければ社員への待遇もよくなります。経営者に良心があればですが。
このブラック企業はおそらく創業から経営がうまく行っていなかったと思います。法人化がそもそもの間違い。だから給料も満額払えないし、ボーナスも退職金もない。
社員が黙って従うのをいいことに、サービス残業も休日出勤も見て見ぬふり、そして無言の強制。

管理職も漏れなく無能でした。もちろん私もです。
全員管理職経験がなかったため、もともとの知識がない。もちろん管理職研修なんてない。入社時の研修すらない会社なので。

無能だからこそ、管理職として必要なスキルを必死で勉強しました。
昔の上司のやり方や、本やビジネス雑誌でマネジメントと経理の勉強をし、見よう見まねでやっていました。幸いずっと黒字で利益を出してはいましたが、社長は、私の店舗が黒字だったことすら気づいていませんでした。

こんな状態で社内に頼れる人が全くいないのが不安でしたが、救い主が現れます。
昨年の春、社長は高いお金を払ってコンサルタントを雇い経営の立て直しを始めました。
最初に管理職との面談があり、どの店舗の何が問題なのか把握した結果、「マネジメント能力がない管理職が多すぎる」と判断され、まず管理職研修から始まりました。
初回の研修では、会社の数字を把握するための決算書の説明でした。驚いたのは私以外の管理職は簿記の知識がなく、PL、BSという言葉も初めてという人がいました。

以前、会議で「決算書が見たい。会社の状況を把握しないと戦略が立てられない。」と言ったら、他の管理職から「社長でもないくせに偉そうなことを言わないで!」と怒られたことがあります。怒った人は当然決算書が何か知りませんでした。
コンサルとの面談でもう一度、同じお願いをしたところ、やっと見せてもらえました。(ボロボロでした(T_T))

研修後、社長から下半期の予算を作るように言われました。
下半期は2019年10月から2020年3月です。
この時渡されたシートには、前年実績欄に「2017年10月から2018年3月まで」と入力されていました。
「前年だから、2018年10月から19年3月の数字ですよね?」と他の方々に聞きましたが、管理職のリーダーから「2017年で間違いありません。」と言われました。
さらにもう一人(以前ネタにした女子会好きな元上司)から「知ったかぶりや思い込みで意見をしないでください。みんな忙しいのに迷惑です。」と個人のLINEで言われました。

そこまで言われたら自信がなくなり、間違っているのはやはり自分なのか丸1日悩みましたが、答えはでません。そこで個人的に仲良くなったコンサルのアシスタントにLINEでどうしてもわからないから教えてほしいとお願いしました。
その方からは「2018年ですね。他の皆さんにも共有してください。」と返事が来たのでみんなに伝えたところ、リーダーから怒られました。
仕事のことは個人的にやりとりしないで、ちゃんと私を通すように、ということでしたが、リーダーから「2017年で」と言われたのです。

例の2回めの辞めます宣言の直後だったので、管理職の間でますます孤立していきますが、コンサルさんとアシスタントさんからは個別によくフォローをしていただきました。
お二人には本当に感謝しています。
もしお二人がいなければもっと早くに辞めていたとは思いますが・・・(^^;

 

にほんブログ村 その他生活ブログ 借金・借金苦へ
にほんブログ村


にほんブログ村 その他生活ブログ 一人暮らし貧乏・生活苦へ
にほんブログ村