前回coLinuxをインストールしましたので、ルートファイルシステムを設定します。今回は、Fedora10 を利用するので、Fedora-10-20090228.exe をダブルクリックして実行します。すると、「WinRAR self-extracting archive」 ウィンドウが開きますから、ここでは、「Destination folder」で c:\coLinux を指定して、「Install」ボタンをクリックしてインストールします。
README-Fedora-10.txt
start-Fedora-10.bat
start-Fedora-10.sh
swap.img
Fedora-10.img (4,294,967,296 bytes、Fedora10のルートファイルシステム)
の各ファイルが展開されます。スワップファイル swap.img (512M bytes) も一緒に作成されています。これは便利ですね。
ここで、start-Fedora-10.bat の中身は、
colinux-daemon.exe kernel=vmlinux initrd=initrd.gz mem=256 cobd0="C:/Program Files/coLinux/Fedora-10.img" cobd1="C:/Program Files/coLinux/swap.img" root=/dev/cobd0 eth0=slirp,,tcp:5901:5900 ro
(実際は1行です。)
になっていました。
これを以下のように変更して、Fedora-10.bat ファイルを作成します。
colinux-daemon.exe kernel=vmlinux initrd=initrd.gz mem=256 cobd0="C:/coLinux/Fedora-10.img"
cobd1="C:/coLinux/swap.img" root=/dev/cobd0 eth0=slirp,,tcp:5901:5900 ro
これを実行すると、
「コマンドプロンプト」ウィンドウが開き、「Cooperative Linux console」ウィンドウ(コンソールウィンドウ)が開きます。
コンソールウィンドウでは、
Fedora release 10 (Cambridge)
Kernel 2.6.22.18-co-0.7.3 on an i686 (tty1)
localhost login:
が表示されています。root でパスワードなしでログインできました。メッセージで、X11を利用するために、VNCを使うように言われます。
シャットダウンは、「コンソール」ウィンドウのメニューで「Monitor」のサブメニューの「Shutdown」をクリックすればできます。
ログインしたら、
前と同じようにキーボードの設定を行います。
# loadkeys jp106
Loading /lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/jp106.map.gz
#
デフォルトにするには、以前は、/etc/sysconfig/keyboard の KEYTABLE 行を、KEYTABLE="jp106" にすれば良かったような気がするのですが、今回これを利用するようなスクリプトはみあたりません。/etc/rc.d/rc.sysinit の中に、
/usr/bin/system-config-keyboard
を使うような記述があったのですが、これもありません。そこで、前に設定したように
/etc/rc.d/rc.local に /bin/loadkeys コマンドを記述しました。ようするに、
system-config-keyboard があらかじめインストールされていないということです。
キーボードの設定が終わったら、ネットワークに接続する前に、root のパスワードを設定しておきます。
このブログではテキストモードで操作するのがルールですから、X11 は使わないので、/etc/inittab の以下の行のままです。
id:3:initdefault:
README-Fedora-10.txt
start-Fedora-10.bat
start-Fedora-10.sh
swap.img
Fedora-10.img (4,294,967,296 bytes、Fedora10のルートファイルシステム)
の各ファイルが展開されます。スワップファイル swap.img (512M bytes) も一緒に作成されています。これは便利ですね。
ここで、start-Fedora-10.bat の中身は、
colinux-daemon.exe kernel=vmlinux initrd=initrd.gz mem=256 cobd0="C:/Program Files/coLinux/Fedora-10.img" cobd1="C:/Program Files/coLinux/swap.img" root=/dev/cobd0 eth0=slirp,,tcp:5901:5900 ro
(実際は1行です。)
になっていました。
これを以下のように変更して、Fedora-10.bat ファイルを作成します。
colinux-daemon.exe kernel=vmlinux initrd=initrd.gz mem=256 cobd0="C:/coLinux/Fedora-10.img"
cobd1="C:/coLinux/swap.img" root=/dev/cobd0 eth0=slirp,,tcp:5901:5900 ro
これを実行すると、
「コマンドプロンプト」ウィンドウが開き、「Cooperative Linux console」ウィンドウ(コンソールウィンドウ)が開きます。
コンソールウィンドウでは、
Fedora release 10 (Cambridge)
Kernel 2.6.22.18-co-0.7.3 on an i686 (tty1)
localhost login:
が表示されています。root でパスワードなしでログインできました。メッセージで、X11を利用するために、VNCを使うように言われます。
シャットダウンは、「コンソール」ウィンドウのメニューで「Monitor」のサブメニューの「Shutdown」をクリックすればできます。
ログインしたら、
前と同じようにキーボードの設定を行います。
# loadkeys jp106
Loading /lib/kbd/keymaps/i386/qwerty/jp106.map.gz
#
デフォルトにするには、以前は、/etc/sysconfig/keyboard の KEYTABLE 行を、KEYTABLE="jp106" にすれば良かったような気がするのですが、今回これを利用するようなスクリプトはみあたりません。/etc/rc.d/rc.sysinit の中に、
/usr/bin/system-config-keyboard
を使うような記述があったのですが、これもありません。そこで、前に設定したように
/etc/rc.d/rc.local に /bin/loadkeys コマンドを記述しました。ようするに、
system-config-keyboard があらかじめインストールされていないということです。
キーボードの設定が終わったら、ネットワークに接続する前に、root のパスワードを設定しておきます。
このブログではテキストモードで操作するのがルールですから、X11 は使わないので、/etc/inittab の以下の行のままです。
id:3:initdefault: