前回作成したSDカードを使って、Raspberry Pi を動かしてみます。
本体にキーボード、マウス、ネットワークケーブル、HDMIケーブルにテレビまたはディスプレイを繋いで電源を入れておき、SDカードを差し込んでから本体と電源ケーブルを繋ぎます。(HDMIを使うかどうかは自動認識するようなのでモニタの電源が入っていないと後から電源をいれても全く表示されないようです。)すると画面に、
NOOBS v1.2.1 - Built: Jun 26 2013
というウィンドウが表示されます。一番下の Language を日本語にすると一部日本語で表示されます。この状態でインストールできるOSは、
Archlinux 、OpenELEC 、Pidora 、RISC OS 、RAspBMC 、 Raspbian[RECOMMENDED]
です。coLinuxでは、Fedora を使っていましたので、Pidoraをマウスでクリックして、メニューの「イメージの復元」をクリックすると、「確認」ウィンドウがでますから、「はい」をクリックすると、今のSDカードにイメージが書き込まれます。
書き込みが完了すると、「リストア完了」ウィンドウが表示されますので、「OK」をクリックします。するとリブートされて Pidora が動きます。
最初に、Welcome が表示されるので、順番に設定していきます。実はこの設定はあとから変更できるので、適当にやってOKです。ただしFilesystem Settings は、swap を作成するので重要です。
・「Forward」をクリックします。
・License Informationで、「Forward]をクリックします。
・Keyboard は、「Japanese]を選択して、「Forward]をクリックします。
・Create User は、root 以外で使用するユーザ名(Username)を指定します。Full Name: 、 Username: 、Password: 、 Confirm Password を書き込んで、「Forward]をクリックします。
・Root User Settings は、rootのパスワードを設定します。設定したら「Forward」をクリックします。
・Date and Time は、そのまま「Forward]をクリックします。
・Time Zone は、Asia の中からTokyoを選んで、「Forward」をクリックします。
・Filesystem Setting は、そのまま「Forward]をクリックします。
・System Settings は、Hostnameにホスト名を、Boot Type: は、coLinuxと同様にテキストベースで行うためにTextを選択したいところですが、今回は参考までにGraphical を選択しておきます。ここは後で修正します。Video Configurationは、一応日本でNTSCですから、
HDMI default, NTSC(Japna)fallback(Output to japanese composite video(NTSC-japan)if HDMI is not connected at boot.)
を選択しておきます。最後に「Finish」をクリックします。
すると再びリブートして、しばらく待っているとログイン画面がでます。このときのパスワード入力ではキーボード設定が問題になることがあるので最初の段階ではパスワードに英数字以外を使うとログイン出来なくて慌てることがあります。ログインすると、Panelウィンドウがでてくるので、「Use default config」をクリックします。これで通常画面が表示されて使えるようになります。キーボードがおかしい場合は、「Applications Menu」から、「Setting」の「Keyboard]をクリックします。「keyboard」画面から、「Layout]を選んで、「Use system defaults」のレ点をはずして、PC-98xx Series を選択しておきます。そして、Keyboard layoutから Japanese Japanese(OADG 109A)を選択しました。
このシステムではSDカード(8GB)は、/dev/mmcblk0 として認識されます。
参考までにこのSDカードを後で、Windows で見ると、Linux のパーティション6は参照できず変更がないように見えます。書き込みは危なそうですが、参照だけはできます。FAT16 のパーティション5からブートするようです。
Pidora のインストール方法は、pidora-18-r1c.zip を使う方法もあります。その場合は、ダウンロードのページで解説されているとおり、ダウンロードしてSHA1のチェックサムを確認してから展開すると pidora-18-r1c.img が得られます。このファイルの md5のチェックサムも確認しておきましょう。そして、おすすめの Win32DiskImager をインストールして、SDカードにイメージをコピーすれば完了です。
この方法の場合、FAT16のパーティションが作成され、前述の初期設定終了後、こちらをWindowsで見ると、以下のようなファイルが入っています。
grub\splash.xpm.gz
lost+found\
bootcode.bin
cmdline.txt
config.txt
config.txt.hdmi_nooverscan
config.txt.hdmi_overscan
config.txt.ntsc_japan
config.txt.ntsc_northamerica
config.txt.pal
config.txt.pal_brazil
config-3.6.11-5.20130415git197d15b.rpfr18
fixup.dat
kernel.img
kernel-3.6.11-5.20130415git197d15b.rpfr18.img
start.elf
start.elf.desc
別の 16GB のSDカードで試した場合のパーティションは以下のようです。
Windows で見えていたのは最初のパーティションで、やはり FAT16 のパーティション1からブートするようです。
本体にキーボード、マウス、ネットワークケーブル、HDMIケーブルにテレビまたはディスプレイを繋いで電源を入れておき、SDカードを差し込んでから本体と電源ケーブルを繋ぎます。(HDMIを使うかどうかは自動認識するようなのでモニタの電源が入っていないと後から電源をいれても全く表示されないようです。)すると画面に、
NOOBS v1.2.1 - Built: Jun 26 2013
というウィンドウが表示されます。一番下の Language を日本語にすると一部日本語で表示されます。この状態でインストールできるOSは、
Archlinux 、OpenELEC 、Pidora 、RISC OS 、RAspBMC 、 Raspbian[RECOMMENDED]
です。coLinuxでは、Fedora を使っていましたので、Pidoraをマウスでクリックして、メニューの「イメージの復元」をクリックすると、「確認」ウィンドウがでますから、「はい」をクリックすると、今のSDカードにイメージが書き込まれます。
書き込みが完了すると、「リストア完了」ウィンドウが表示されますので、「OK」をクリックします。するとリブートされて Pidora が動きます。
最初に、Welcome が表示されるので、順番に設定していきます。実はこの設定はあとから変更できるので、適当にやってOKです。ただしFilesystem Settings は、swap を作成するので重要です。
・「Forward」をクリックします。
・License Informationで、「Forward]をクリックします。
・Keyboard は、「Japanese]を選択して、「Forward]をクリックします。
・Create User は、root 以外で使用するユーザ名(Username)を指定します。Full Name: 、 Username: 、Password: 、 Confirm Password を書き込んで、「Forward]をクリックします。
・Root User Settings は、rootのパスワードを設定します。設定したら「Forward」をクリックします。
・Date and Time は、そのまま「Forward]をクリックします。
・Time Zone は、Asia の中からTokyoを選んで、「Forward」をクリックします。
・Filesystem Setting は、そのまま「Forward]をクリックします。
・System Settings は、Hostnameにホスト名を、Boot Type: は、coLinuxと同様にテキストベースで行うためにTextを選択したいところですが、今回は参考までにGraphical を選択しておきます。ここは後で修正します。Video Configurationは、一応日本でNTSCですから、
HDMI default, NTSC(Japna)fallback(Output to japanese composite video(NTSC-japan)if HDMI is not connected at boot.)
を選択しておきます。最後に「Finish」をクリックします。
すると再びリブートして、しばらく待っているとログイン画面がでます。このときのパスワード入力ではキーボード設定が問題になることがあるので最初の段階ではパスワードに英数字以外を使うとログイン出来なくて慌てることがあります。ログインすると、Panelウィンドウがでてくるので、「Use default config」をクリックします。これで通常画面が表示されて使えるようになります。キーボードがおかしい場合は、「Applications Menu」から、「Setting」の「Keyboard]をクリックします。「keyboard」画面から、「Layout]を選んで、「Use system defaults」のレ点をはずして、PC-98xx Series を選択しておきます。そして、Keyboard layoutから Japanese Japanese(OADG 109A)を選択しました。
このシステムではSDカード(8GB)は、/dev/mmcblk0 として認識されます。
# parted --list /dev/mmcblk0 Model: SD SA08G (sd/mmc) Disk /dev/mmcblk0: 7969MB Sector size (logical/physical): 512B/512B Partition Table: msdos Disk Flags: Number Start End Size Type File system Flags 1 1049kB 1263MB 1262MB primary fat32 lba 2 1267MB 7969MB 6702MB extended 5 1268MB 1320MB 52.4MB logical fat16 boot, lba 6 1321MB 7969MB 6648MB logical ext4 # df -T Filesystem Type 1K-blocks Used Available Use% Mounted on rootfs rootfs 6390888 2094016 3972300 35% / /dev/root ext4 6390888 2094016 3972300 35% / devtmpfs devtmpfs 223248 0 223248 0% /dev tmpfs tmpfs 223336 0 223336 0% /dev/shm tmpfs tmpfs 223336 900 222436 1% /run tmpfs tmpfs 223336 0 223336 0% /sys/fs/cgroup tmpfs tmpfs 223336 68 223268 1% /tmp /dev/mmcblk0p5 vfat 51082 17588 33494 35% /boot #
参考までにこのSDカードを後で、Windows で見ると、Linux のパーティション6は参照できず変更がないように見えます。書き込みは危なそうですが、参照だけはできます。FAT16 のパーティション5からブートするようです。
Pidora のインストール方法は、pidora-18-r1c.zip を使う方法もあります。その場合は、ダウンロードのページで解説されているとおり、ダウンロードしてSHA1のチェックサムを確認してから展開すると pidora-18-r1c.img が得られます。このファイルの md5のチェックサムも確認しておきましょう。そして、おすすめの Win32DiskImager をインストールして、SDカードにイメージをコピーすれば完了です。
この方法の場合、FAT16のパーティションが作成され、前述の初期設定終了後、こちらをWindowsで見ると、以下のようなファイルが入っています。
grub\splash.xpm.gz
lost+found\
bootcode.bin
cmdline.txt
config.txt
config.txt.hdmi_nooverscan
config.txt.hdmi_overscan
config.txt.ntsc_japan
config.txt.ntsc_northamerica
config.txt.pal
config.txt.pal_brazil
config-3.6.11-5.20130415git197d15b.rpfr18
fixup.dat
kernel.img
kernel-3.6.11-5.20130415git197d15b.rpfr18.img
start.elf
start.elf.desc
別の 16GB のSDカードで試した場合のパーティションは以下のようです。
# parted --list /dev/mmcblk0
Model: SD SU16G (sd/mmc)
Disk /dev/mmcblk0: 15.9GB
Sector size (logical/physical): 512B/512B
Partition Table: msdos
Disk Flags:
Number Start End Size Type File system Flags
1 1049kB 53.5MB 52.4MB primary fat16 boot, lba
2 53.5MB 15.9GB 15.9GB primary ext4
#
Windows で見えていたのは最初のパーティションで、やはり FAT16 のパーティション1からブートするようです。