coLinux日記

coLinuxはフリーソフトを種として、よろずのシステムとぞなれりける。

apache httpd 2.2.4 インストール

2007-01-15 21:16:54 | Apache httpd
Apache httpd 2.2.4 がでました。早速、2.2.3 と入れ替えてみましょう。
$ md5sum httpd-2.2.4.tar.gz
3add41e0b924d4bb53c2dee55a38c09e  httpd-2.2.4.tar.gz
$ cat httpd-2.2.4.tar.gz.md5
3add41e0b924d4bb53c2dee55a38c09e  httpd-2.2.4.tar.gz
$ gpg --verify httpd-2.2.4.tar.gz.asc
gpg: 2007年01月06日 15時49分21秒 JSTにRSA鍵ID 10FDE075で施された署名
gpg: “wrowe@covalent.net”からの正しい署名
gpg:                 別名“wrowe@lnd.com”
gpg:                 別名“wrowe@apache.org”
gpg:                 別名“William A. Rowe, Jr. <wrowe@rowe-clan.net>”
gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:       この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
主鍵の指紋: 33 16 9B 46 FC 12 D4 01  CA 6D DB D7 DE EA 4F D7
$ 

コンパイルするときに、ついでに前回設定していなかった、WebDAV 関連も指定しておきます。
$ tar xzf httpd-2.2.4.tar.gz
$ cd httpd-2.2.4
$ ./configure --prefix=/usr/local/httpd224 --enable-usertrack --enable-auth-digest \
             --enable-ssl --enable-rewrite --enable-so \
             --enable-dav --enable-dav-fs --enable-dav-lock
...................
config.status: executing default commands
$ make
...................
$

# make install
...................
#

設定ファイルは、2.2.3 , 2.2.4 の original を diff で比較したところ、httpd223 を httpd224 に変更しただけです。そこで、2.2.3 の設定ファイルで修正したものを、コピーして修正します。
# cd /usr/local/httpd224/conf
# cp /usr/local/httpd223/conf/httpd.conf httpd.conf
# cp /usr/local/httpd223/conf/extra/httpd-{languages,mpm,ruby}.conf extra
# vi httpd.conf
(以下のコマンドで一括変換します。)
:1,$s/httpd223/httpd224/

# 

php と ruby-mod は、再インストールするべきですが、とりあえず httpd223/modlues/{libphp5.so,mod_ruby.so} をコピーします。
# cd /usr/local/httpd224/modules
# cp /usr/local/httpd223/modules/{libphp5.so,mod_ruby.so} .
#

更に、/etc/init.d/httpd を 2.2.4 のものに変更します。
# cd /etc/init.d
# cp /usr/local/httpd224/bin/apachectl httpd
# vi httpd
(次のコメント行を追加します。)
  # Comments to support chkconfig on RedHat Linux
  # chkconfig: 3 65 35
  # description: Apache httpd Web server

#

DocumentRoot と ScriptAlias /cgi-bin/ は変更していないので、何もする必要はありません。これで、入れ替えの準備ができました。
# cd /etc/init.d
# /usr/local/httpd223/bin/apachectl stop
# ./httpd start

確認してみます。
# lynx -dump -head http://www.example.co.jp/
HTTP/1.1 200 OK
Date: Sat, xx Jan 2007 xx:xx:xx GMT
Server: Apache/2.2.4 (Unix) mod_ssl/2.2.4 OpenSSL/0.9.8a DAV/2 PHP/5.2.0 mod_ru
by/1.2.6 Ruby/1.8.5(200x-xx-xx)
Last-Modified: Thu, xx Jan 2007 14:40:39 GMT
ETag: "3c02a-88-c34ea7c0"
Accept-Ranges: bytes
Content-Length: 136
Connection: close
Content-Type: text/html
Content-Language: ja

#

うまく動いたので /usr/local/httpd のリンク先も変えておきます。
# cd /usr/local
# rm httpd
# ln -s httpd224 httpd
#

Apache httpd 2.2.4 も動きだしました。500 のメッセージの問題は変更ないみたいです。

ソースからコンパイルした場合、バージョンアップをどのような手順でするかは、一度考えておく必要があるのですが、coLinux なら簡単にテストできるから便利です。古いバージョンは安定したら消去します。その際、ログが必要なら、

/usr/local/httpd223/logs/{access_log,error_log}

だけを保存しておけばよいです。

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