Apache httpd 2.2.4 がでました。早速、2.2.3 と入れ替えてみましょう。
コンパイルするときに、ついでに前回設定していなかった、WebDAV 関連も指定しておきます。
設定ファイルは、2.2.3 , 2.2.4 の original を diff で比較したところ、httpd223 を httpd224 に変更しただけです。そこで、2.2.3 の設定ファイルで修正したものを、コピーして修正します。
php と ruby-mod は、再インストールするべきですが、とりあえず httpd223/modlues/{libphp5.so,mod_ruby.so} をコピーします。
更に、/etc/init.d/httpd を 2.2.4 のものに変更します。
DocumentRoot と ScriptAlias /cgi-bin/ は変更していないので、何もする必要はありません。これで、入れ替えの準備ができました。
確認してみます。
うまく動いたので /usr/local/httpd のリンク先も変えておきます。
Apache httpd 2.2.4 も動きだしました。500 のメッセージの問題は変更ないみたいです。
ソースからコンパイルした場合、バージョンアップをどのような手順でするかは、一度考えておく必要があるのですが、coLinux なら簡単にテストできるから便利です。古いバージョンは安定したら消去します。その際、ログが必要なら、
/usr/local/httpd223/logs/{access_log,error_log}
だけを保存しておけばよいです。
$ md5sum httpd-2.2.4.tar.gz 3add41e0b924d4bb53c2dee55a38c09e httpd-2.2.4.tar.gz $ cat httpd-2.2.4.tar.gz.md5 3add41e0b924d4bb53c2dee55a38c09e httpd-2.2.4.tar.gz $ gpg --verify httpd-2.2.4.tar.gz.asc gpg: 2007年01月06日 15時49分21秒 JSTにRSA鍵ID 10FDE075で施された署名 gpg: “wrowe@covalent.net”からの正しい署名 gpg: 別名“wrowe@lnd.com” gpg: 別名“wrowe@apache.org” gpg: 別名“William A. Rowe, Jr. <wrowe@rowe-clan.net>” gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません! gpg: この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。 主鍵の指紋: 33 16 9B 46 FC 12 D4 01 CA 6D DB D7 DE EA 4F D7 $
コンパイルするときに、ついでに前回設定していなかった、WebDAV 関連も指定しておきます。
$ tar xzf httpd-2.2.4.tar.gz $ cd httpd-2.2.4 $ ./configure --prefix=/usr/local/httpd224 --enable-usertrack --enable-auth-digest \ --enable-ssl --enable-rewrite --enable-so \ --enable-dav --enable-dav-fs --enable-dav-lock ................... config.status: executing default commands $ make ................... $ # make install ................... #
設定ファイルは、2.2.3 , 2.2.4 の original を diff で比較したところ、httpd223 を httpd224 に変更しただけです。そこで、2.2.3 の設定ファイルで修正したものを、コピーして修正します。
# cd /usr/local/httpd224/conf # cp /usr/local/httpd223/conf/httpd.conf httpd.conf # cp /usr/local/httpd223/conf/extra/httpd-{languages,mpm,ruby}.conf extra # vi httpd.conf (以下のコマンドで一括変換します。) :1,$s/httpd223/httpd224/ #
php と ruby-mod は、再インストールするべきですが、とりあえず httpd223/modlues/{libphp5.so,mod_ruby.so} をコピーします。
# cd /usr/local/httpd224/modules # cp /usr/local/httpd223/modules/{libphp5.so,mod_ruby.so} . #
更に、/etc/init.d/httpd を 2.2.4 のものに変更します。
# cd /etc/init.d # cp /usr/local/httpd224/bin/apachectl httpd # vi httpd (次のコメント行を追加します。) # Comments to support chkconfig on RedHat Linux # chkconfig: 3 65 35 # description: Apache httpd Web server #
DocumentRoot と ScriptAlias /cgi-bin/ は変更していないので、何もする必要はありません。これで、入れ替えの準備ができました。
# cd /etc/init.d # /usr/local/httpd223/bin/apachectl stop # ./httpd start
確認してみます。
# lynx -dump -head http://www.example.co.jp/ HTTP/1.1 200 OK Date: Sat, xx Jan 2007 xx:xx:xx GMT Server: Apache/2.2.4 (Unix) mod_ssl/2.2.4 OpenSSL/0.9.8a DAV/2 PHP/5.2.0 mod_ru by/1.2.6 Ruby/1.8.5(200x-xx-xx) Last-Modified: Thu, xx Jan 2007 14:40:39 GMT ETag: "3c02a-88-c34ea7c0" Accept-Ranges: bytes Content-Length: 136 Connection: close Content-Type: text/html Content-Language: ja #
うまく動いたので /usr/local/httpd のリンク先も変えておきます。
# cd /usr/local # rm httpd # ln -s httpd224 httpd #
Apache httpd 2.2.4 も動きだしました。500 のメッセージの問題は変更ないみたいです。
ソースからコンパイルした場合、バージョンアップをどのような手順でするかは、一度考えておく必要があるのですが、coLinux なら簡単にテストできるから便利です。古いバージョンは安定したら消去します。その際、ログが必要なら、
/usr/local/httpd223/logs/{access_log,error_log}
だけを保存しておけばよいです。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます