coLinux日記

coLinuxはフリーソフトを種として、よろずのシステムとぞなれりける。

emacs インストール

2007-02-28 00:13:53 | インストールと設定
実は、vi 使いなので、emacs の事には触れなかったのですが、vi のモードと日本語の相性が良くないのと、今後インストールする lisp などのために、emacs をインストールすることにしました。しかし普通に入れるのはつまらないので、coLinux のテキストベース環境用に、いらない機能をやめてコンパイルしてみます。

GNUからたどって、Emacs 21.4 をインストールしてみます。leim も SSK とか使えるので入れます。
$ gpg --verify emacs-21.4a.tar.gz.sig
gpg: 2005年02月17日 22時21分03秒 JSTにDSA鍵ID BE216115で施された署名
gpg: “Francesco Potorti <pot@potorti.it>”からの正しい署名
gpg:                 別名“Francesco Potorti <pot@gnu.org>”
gpg:                 別名“Francesco Potorti <Potorti@isti.cnr.it>”
gpg:                 別名“Francesco Potorti <pot@softwarelibero.it>”
gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:       この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
主鍵の指紋: 4B02 6187 5C03 D6B1 2E31  7666 09DF 2DC9 BE21 6115
$ gpg --verify leim-21.4.tar.gz.sig
gpg: 2005年02月17日 21時02分42秒 JSTにDSA鍵ID BE216115で施された署名
gpg: “Francesco Potorti <pot@potorti.it>”からの正しい署名
gpg:                 別名“Francesco Potorti <pot@gnu.org>”
gpg:                 別名“Francesco Potorti <Potorti@isti.cnr.it>”
gpg:                 別名“Francesco Potorti <pot@softwarelibero.it>”
gpg: 警告: この鍵は信用できる署名で証明されていません!
gpg:       この署名が所有者のものかどうかの検証手段がありません。
主鍵の指紋: 4B02 6187 5C03 D6B1 2E31  7666 09DF 2DC9 BE21 6115
$

$ tar xzf emacs-21.4a.tar.gz
$ tar xzf leim-21.4.tar.gz
$ cd emacs-21.4
$ ./configure --without-pop --without-toolkit-scroll-bars --without-xim 
...................
$ make 
...................
$
# make install
...................
#


結構簡単にできました。しかし、日本語表示が変です。全部 EUC として、TeraTerm の設定で、漢字受信のコードをEUCとすると、JIS , SJIS , EUC のファイルは正確に表示され、utf-8 の場合だけ文字化けすることから、utf-8 周りの問題です。
http://linux.seindal.dk/item32.html を参考にすると、.emacs は、
(setq locale-coding-system 'utf-8)
(set-terminal-coding-system 'utf-8)
(set-keyboard-coding-system 'utf-8)
(set-selection-coding-system 'utf-8)
(prefer-coding-system 'utf-8)

です。が、文字が半角で認識されているような動きをします。そこで、Mule-UCS(http://www.meadowy.org/~shirai/) を追加します。
$ tar xzf mule-ucs.tar.gz
$ cd mule-ucs-20061127-1
# emacs -q --no-site-file -batch -l mucs-comp.el
..........
# cd lisp
# cp *.el *.elc /usr/local/share/emacs/site-lisp
#
# cd jisx0213
# emacs -q --no-site-file -batch -l x0213-comp.el
..........
# cp *.el *.elc /usr/local/share/emacs/site-lisp
#

$ vi ~/.emacs

(require 'un-define)
(require 'jisx0213)
(set-language-environment "Japanese")
(set-terminal-coding-system 'utf-8)
(set-keyboard-coding-system 'utf-8)
(setq default-buffer-file-coding-system 'utf-8)

$

この設定で、jis, sjis, euc, utf-8 の各ファイルの編集で、Windowsの仮名漢字変換による入力と、Ctrl-\による仮名漢字変換の両方ができることが分かりました。上の jisx0213 がないといろいろおかしくなります。最後の
default-buffer-file-coding-system を設定しないと、新しいファイルのコードは、jis になるようです。

画面最上部にある、
File Edit Options Buffers Tools Help

を消すには、
M-x menu-bar-mode RET

です。.emacs に書くには、
(menu-bar-mode -1)

みたいにすればよいと思います。

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