美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

つらい、悲しい出来事

2006年10月06日 | ノート
今週は悲しい出来事がありました。
クラスの生徒のお父様が突然亡くなられたのです。単身赴任をされているその先での出来事でした。
朝、その生徒A君から、「父が他界しました・・・」と連絡を受け、あまりにも突然の報告に、言葉が出ませんでした。A君は電話の向こうで悲しみに耐えて耐えて出来事を伝えてくれました。あまりにもあまりにも突然の出来事だったのです。

通夜にはクラスやクラブの仲間が多く集まり、彼の悲しみを共有しました。
翌日の告別式にも、クラスから8名参列しました。
告別式の日、A君は「授業は?」と仲間に気を使っていました。でも、授業を休んででも告別式に参列した仲間の気持ちは、彼にも十分届いたと思います。

クラスの生徒の日直日誌から
「・・・昨日クラスメートのA君のお父さんがなくなったと知らされました。突然なことで戸惑ったけど、通夜に行くことにしました。通夜にはたくさんの人が来ていて、中でお経を聞くことは出来ませんでした。お焼香をあげる順番が自分にまわってきて前に行ったら、横にA君がいて、泣きそうになりました。ここで泣いたら本人はもっと悲しくなるだろうと思って、こらえました。けれど、控え室にいる時にさっきのA君の顔が頭に浮かんで、涙が溢れてきました。別れとは本当につらいです。告別式にも行こうと思っていたけれど、何か悲しくなりすぎそうで行くのをやめました。A君にはしばらく辛いかもしれないけど、元気に学校に来てほしいと思います。」
「・・・おとといお通夜に行きました。あんなA君を見るのは本当に辛かった。時間がかかると思うけれど、少しでも元気になって早く学校に来てほしい。僕たちも彼をあたたかくむかえたい・・・」

本当につらい悲しい出来事です。
でも、学校でA君のことをみんなが待っていますよ!
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