美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

英語科W先生のこと

2009年03月10日 | 学校・教師考
W先生とこの2年間同じ学年を担当させてもらった。
W先生は高校中退から苦労を重ねて大学にいき、大学院にまで学んだ方であり、その生き方はすさまじいものであった。

そんなW先生が自分の人生を見つめなおし、教師となって、一緒に働かせていただけたことは私にとっても大きな刺激であった。
彼の生徒に対する姿勢は忘れかけていたものを蘇らせてくれる。

「絶対に逃げない!」
と彼は語ってくれた。
当たり前のことだけど教師は生徒から逃げてはいけない。しかし、逃げている教師は多いのではないだろうか・・・

「ルールのある世界で生きるのか?ルールのない世界で生きるのか?」
生徒に迫った彼の気迫は本物である。

生徒の『心』に語れる先生である。

彼のような教師がいるから自分も軸をぶらさずに頑張らなければ・・・と思わせてくれるそんな存在感を持つ先生がいることが本校の財産である。
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