美と知

 美術・教育・成長するということを考える
( by HIGASHIURA Tetsuya )

『青年の大成―青年は是の如』 安岡 正篤著

2009年05月23日 | 私の本棚
青年の大成―青年は是の如く
安岡 正篤
致知出版社

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安岡正篤を知らないなんて、日本の昭和を知らないのと同じではないだろうか・・・
少し言い過ぎかも知れないが、それぐらい安岡正篤氏の存在は日本にとって大きな存在でした。

安岡正篤氏は昭和20年8月15日、昭和天皇によるいわゆる「玉音放送」で発せられた「終戦の詔勅」の草案作成にもかかわり、佐藤栄作首相以来多くの宰相に影響を与え続け、また「平成」の元号の考案者でもありました。まさに日本の歴史をつくった大碩学です。

すべては、この日本という国をいかにして良き国にできるか・・・という一点にあったと思います。一人一人が正義と真理に支えられてしっかりとした生き方を持って進めば、日本はきっと素晴らしい国になるという熱い思いを持ち続けた方です。

若い時にぜひ出会いたい本です。


木鶏の話はこちらに出てきます。
『青年の大成』の次に読みたい安岡正篤氏の著作です。
人物を修める―東洋思想十講 (致知選書)
安岡 正篤
竹井出版

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