女子フィギュア選手だったアメリカのトーニャ・ハーディングのナンシー・ケリガン襲撃事件をトーニャの視点から描いています。
もともと庶民派でトリプルアクセスを武器に力強い演技をする選手と記憶しています。最後はバットを持ってライバルを襲って怪我をさせた、アメリカというのは怖いな、というイメージです。
もともと庶民派でトリプルアクセスを武器に力強い演技をする選手と記憶しています。最後はバットを持ってライバルを襲って怪我をさせた、アメリカというのは怖いな、というイメージです。
しかし、この映画では、彼女の夫やその友人が勝手に動いて、ライバルを襲撃しています。一転して悪者になった彼女は、世間から非情な非難と罵声を浴びせされます。
映画の中で彼女は
「アメリカはヒーローを欲する国であるが、同時に悪のヒーローも必要としているのだ」と言います。
映画のメッセージとして一番強いのは、この一言でしょう。
しかし、私が、一番痛感したのは、
自分が誰と付き合っているかで人生が決まる部分がある
ということです。
トーニャは夫と友達が原因で、掴みかけていた栄光を手にすることができませんでした。ここまで極端なことはなくても、やはり、誰と付き合うかで人生が決まる部分はあるということを痛感させる映画でした。
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