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映画評『フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法』

2020-05-19 15:46:08 | 映画評


子供の視点で、現在のアメリカの社会問題、貧困問題を描いた映画。

資本主義の光と闇。闇の中で生活する親子。でも、そこに暗さは、全くないです。

やりたい放題の娘と、まったく仕事をせず詐欺とか違法なことばかりする母親。それでも、いつも笑顔で踊ったり歌ったりしている親子。
お互いのことが大好きな母娘。

めちゃくちゃやっている二人ですが、最後に、いくら詐欺をしていても、お金が無いので暮らしていけないという現実が。そこからの、親子の表情、行動が感動です。何かドラマチックなことが起きるわけではない。でも、親子仲良く笑顔でいること、それが魔法なんだな、と思える映画でした。

それにしても、こんな生活している人が少なからずいるんだな。かわいそう、とかそういうのではなくて、それが現実なんだな、と思い知りました。

言葉が汚すぎて、英語のリスニングの教材にはおすすめできません。
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全編iPhoneで撮影した『タンジェリン』などのショーン・ベイカーが監督・脚本を務めた人間ドラマ。フロリダで貧しい生活をしている母娘と二人を取り巻く人々の日常を、6歳の少女の視点から描く。主人公を子役のブルックリン・キンバリー・プリンスが演じ、母親役にベイカー監督がインスタグラムで発掘したブリア・ヴィネイトを抜てき。モーテルの管理人を演じたウィレム・デフォーは、第90回アカデミー賞助演男優賞にノミネートされた。シネマトゥデイ


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