アクセサリー&イラスト作家・悦のブログ

水と空気のきれいな神奈川県秦野から発信!銀・真鍮アクセサリー&イラスト作家『etsuspoon 』です。

20代はシュールがお好き【おしごと今昔*004*】

2018年03月26日 | ちょっと昔話・お仕事編

20代前半にフォトショップの2階調化での粗い画像感が好きで

荒らした画像と解像度の高い画像を合成したりするイラストにはまった。

漫画からのつながりだったので白黒が多かった

仕事では壁画のデザインなので、ひたすら色合わせやラインの綺麗な絵を模索した

 

20代後半はパンクやコアな影響を受けて、シュールな絵が描きたくて

少し気持ちわる~ なんて 女性受けの悪いであろう絵を描いていた

▼こんなの。

線画が好きだったので、今でもこのころの影響は大きい

もの凄い枚数描いていたのもこのころ

あのころの止まらない、迷いの無い手がほしい

多いときは1週間で100枚描いていた

 

日本画のぼかし技術が落ちないように水引きの練習を毎日していた

3日描かないとぶれて泣いた

そんな20代

 

絵を描けなくなった時間を取り戻すのは難しいけれど

描くしかない

 

でも今はただ

絵に向かう時間を取り戻せたことがうれしい

 

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夢は漫画家だった【おしごと今昔*003*】

2018年03月16日 | ちょっと昔話・お仕事編

毎日どんどん若かりし日々を思い出しています。

 

実はナイチンゲールの精神の大ファンだった小学生時代。

ランドセルの中にはいつも「ランプをもつ天使・ナイチンゲール」。

自分の財産を救済に全て与えてしまう、まっすぐなナイチンゲール。

毎回読んで涙していました。胸が熱くなるってこういうこと?

そんなピュアだった私ですが、人の血を見るのが大の苦手。看護婦なんて無理無理。

 

単純に絵が大好きだったので自然と小学校時代のの夢は漫画家へ。

どうやったらよいか分からず、がさがさな画用紙にペンと墨汁で描いていました。

このころは小人とかでてくるファンタジー。

中学生になってケント紙がペンには良いことを知り漫画賞に出してみたくて16ページ漫画を描き初投稿。

なんと、特別賞。賞金はありませんでしたが、ペンと原稿用紙、セリフ用のQ数シートと編集さんからの細やかなアドバイスゲット。

一番堪えたのは「セリフは気持ちを伝える大切な言葉です。もっと漢字を勉強してください。」

つまり、絵ばっか描いていてバカだったわけです。

その後、仲間と同人誌にも走り、

バカなりになんとか入学した高校生のときは入賞賞金も貰えるようになり、イベントでも売れたりして

今より羽振りのいい高校生活でした。

▲昔つくったコピー本の表紙。

 

漫画家になるんだろうなと思っていた私に母が、

「そんなに絵が好きなら美大にでもいけばいいのに」。

美大というものを初めて知った瞬間でした。

そこからまた軌道が変更されていき、

絵さえ描ければいいと美大に行くことになるのでした。

 

 

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マネキンもやったよ【おしごと今昔*002*】

2018年03月14日 | ちょっと昔話・お仕事編

いきなり暖かくなってきましたね。

etsuspoonの エツ です。

今日は学生時代のアルバイトのお話。

大学1年生の時はお洋服屋さんでアルバイト。

店長さんはヤンキー上がり。

50過ぎていましたがオレンジの髪でヘビースモーカー、パチンコ大好き。

おほほほほと高らかに笑うはっきりした楽しい人でした。

今思えば、役に立たないほどの出勤数。

それでもスタッフのみなさんに良くして頂きました。

ひとり、何かにつけて文句を言う先輩がいましたが、

仲良くないなりにうまくやっていました。

1人暮らしで引っ越しをするにあたりやめることになり、お別れ会もしてもらいました。

そのときみなさんのキャラにあったチョロQをプレゼントしたのですが、

いじめ上手な先輩には、たまたま見つけたゴジラチョロQをプレゼント。

案の定「なによこれー!!!」とブチ切れモード。

と言いながらも周りのみんなのフォロー(笑い)で許してくれました。

ヤンキー上がりの人たちばかりの店でしたがみんな優しかったです。

▲店長も先輩もみんな光物が好きだったなあ~

 

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はじめてのマッキントッシュ【おしごと今昔*001*】 

2018年03月12日 | ちょっと昔話・お仕事編

2児の母etsuspoonの エツ です。

 

もう何年前になるんでしょうかね。遠すぎて記憶もあいまい。

大学を卒業して、手を抜いて地元でデザインの仕事をみつけた私。

初めての正社員先は小さな会社のデザイン部署。主に壁画のデザイン。

「来週マックが届くから。」

「は?」

「コンピューター。あれ、なんでもできるんだって?」

「・・・・」

当時100万円ぐらい投資しないと買えなかったマックとアドビのセット。

勿論、新卒女子はそんなもん持ってない=使ったことなんてなかった。

しばらくしてマックが入ってきた。分厚い説明書のソフトの箱と共に。

「じゃ、土曜日までにプレゼンで使うからパース作ってみて。」

「え!!!!!!!!!!!!」

パソコンは何でもできるさ・・・・慣れていればね。

締切まで5日間。猛スピードで分厚いテキストをかみ砕いたさ。

拡大縮小、テキスト入力さえ自由にできない状態。

ここからなんとかパース完成。

「これ?」

・・・・そう。みんな何でもできると思っているから、稚拙な”作品第1号”に不満足。

あの、すれ違った空気はいまだに忘れられません。

失敗談なのか成功談なのかは双方の感じるままに(笑)

 

でも、あの集中した独学5日間のおかげで分からないなりにも動かして覚えるという精神ができたのでパソコン作業はあまり苦ではありません。

わからないと工夫しますしね。専門用語は分からなければ調べればよいしね。

デザイン業で残業や出張が多かったのでお金もたまり、マックLC630とフォトショップを購入。約100万。こんな22歳のころ。

今はCC月払いとはいえお手頃価格になりましたよね~。

 

そして今また、フォトショップやイラストレーターのお勉強をしています。

▲レイヤーとブラシのオンパレード

 

【理由】

①パソコンでチラシやDM、名刺などお手伝いすることが増えたから。

②フォトショップで描く風景画の本で素晴らしい本に出会ったから。

③使い出したらやっぱり便利だから。

④慣れてきたら、昔よりいろんなことが出来る事を発見したから。

⑤子供がいても家でできるから。

 

今楽しいのは

布の連続模様デザイン

 →つなげる方法をマスター中

工作キットづくり

 →印刷屋さんの機能を使って遊べるものができないか模索中

アイロンシートのTシャツづくり他

 →カッティングマシーンとの連携での切り抜き作業でのイメージ拡大。

 

5月には沢山のワークショップやイベントの予定が沢山あるのだけれど、そのときにお披露目です。

見せたくなっちゃって、ブログで見せちゃいそうですな。

お楽しみに~。

 

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