アクセサリー&イラスト作家・悦のブログ

水と空気のきれいな神奈川県秦野から発信!銀・真鍮アクセサリー&イラスト作家『etsuspoon 』です。

2020/08/31

2020年08月31日 | kodomo日記
海行ってきました

【備忘録】長いです・・・

海から無事帰ってきました

なんかトラブルあるかしら?
なんて考える瞬間もあったけど
そんなこともなく
ストレスフリーでのんびり過ごしてきました

宿にはスイちゃんと言うワンちゃんもいて
最近まで犬は吠えるから怖いと言っていた長男の前に
陣取るスイちゃんにドキドキしたけれど
長男は「犬もいますね」と
ワンちゃんの権利も尊重して穏やかなお顔
犬 と言う大きな分類ではなく
その中の個性もちゃんと触れられるようになってきたようです

ゲストハウスはゆるく懐かしい雰囲気
長女・長男は「ザ・昭和だな!」なんて言って文句なし

初日 雨の予報だったので
遊園地に寄り道
おじいちゃんにお小遣いをもらっていた2人
長女は大好きなラムネを発見
長男は暑い海に行くと言うのにチョコを買うと言う
物欲のあまりない長男が欲しがるものなので
買わせてやりたいと思いつつ溶けるということを力説

初日 ゆるいチェックインの後 海をお散歩
長女は耐えきれず服のまま海へ
怖がり長男は腿まで波をかぶって満足の模様

夜ご飯は宿経営の隣接カフェで食べようかと思ったら
入ろうとしたら「唐揚げ最後でーす」って聞こえて
唐揚げを食べようとしていた2人が苦い顔
長女が途中で見かけた牛丼屋を所望したので
次の日の昼は長男がきめると約束して車で移動
細いのに最近無茶苦茶食べるようになった長男の胃はどうなっているんだろう
ギャル曽根ちゃんみたいに酵素が多いのかなあ
唐揚げもあってコンプリート

夜はウノやったりそれぞれ本を読んだり
こっそり持ってきたゲームをやったり

多分案外綺麗好きで蛾が嫌いな長女は様子見ながら動いていたけど
壁を突破したのか
夜は共有スペースで持っていった社会の課題をしながら爆睡したらしい
持っていくほどギリギリまでやらない女
私だったらそこまでやらなかったらもうやらないけど
持っていくなんてスゴいなあ
私は遊ぶと決めたらとことん遊びたいのに

次の日5時
物凄い豪雨の音で目が覚める
こりゃ天気次第の予定だなあと二度寝することに
隣でいつも早起きで目覚めの良い長男の気配
ご挨拶をして二度寝の意向を伝えると
しばらくひとりでなにかやっていたけれど
「ママ おはようございます」
「暇すぎて死んでしまいそうですよー」とニヤニヤしながら起こすので
ウノとトランプ 場所を移してジェンガやドミノ

8時半に長女を起こすも
夜更かしうたた寝のため寝足りず10時前まで寝っぱなし
10時頃になったらお天気も落ち着いてきて
水着で出かける人チラホラ

チェックアウトが11時なので
水着に着替えて荷物を移動して海へ

混むでもなく空くでもなく
夏満喫の空気
パウチされたメニューを持って
お兄さんたちが営業に来るのも風物詩
お昼は長男が決めることになっていたので
お兄さんからタコライスでも買いたかったけど我慢

私のミッションは初パラソルを満喫すること
パラソルと言う影のある空間を作ってもらうだけで
自分の空間ができるような感覚になるから不思議
カンガを広げてゴロゴロ寝ながら甘い缶コーヒーを飲む
海がちょっと遠くて子供達が見えづらかったけど
ライフセーバーの人の声が響いているので安心してゴロゴロ

1時頃まで遊んで着替えて帰路に
唐揚げが食べたかった長男に行きたい食べ物屋を聞いたら

「寿司」

・・・・・・寿司1?

・・・・・・・・寿ーーーー司ーーーーΣ(゚д゚lll)

安めの回転寿司に行くことにしたけど
一皿大マグロ660円 イクラ440円に子供達はびっくり
案外小心者なんだね
間違って届いたかんぴゅう巻き以外はまあまあ美味しかった
知らない魚を食べてみる長男は冒険心ある感じで楽しい
もうイクラだけでいいって言う長女もいっぱい乗ったイクラで幸せそうでした
もともとは真面目なお寿司屋さんだったんだろうな
ケーキまでメニューにあって観光の新風の中頑張ってる感じ

その後 長男・長女とも欲しいものは現れず
長男はキラキラスーパーボールのガチャマシーンと
泊まった宿の近くの神社のおみくじで完了

子どもたちと出かけると
責任からか案外眠くならない私
一応休憩しながらのんびり帰ってきました

途中 干物を買ってきたので
今日は余韻を楽しみます

🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊🌊

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********************
 

体験!生葉の藍染

2020年08月31日 | デザイナー日記
ジャジャーン!

冒頭から写真公開!
自然館のOさんのお誘いにより、松田山自然館にて生葉の藍染をやってきました

通常、藍染っていうと
紺色のインディゴでジーンズみたいな色を想像しませんか?

私はその印象が強かったの

生の藍染は爽やかな水色になります!
印象としてはこのくらいの色




今回の生の蓼藍だけを使用した藍染は
媒染液も使わない手軽なものでした

🌿 染められるものは 絹やフェルトなど動物性のもの

まずビー玉や割り箸、輪ゴム、クリップなどを使って模様をつけていきます
ギュッとゴムで縛ったりクリップで挟んだところは汁が染み込まず白くなります

模様をつけ終えた布をのり落とし&馴染を良くするために水につけておきます

生の葉っぱだけを染める布の5倍の重さを摘みます
ミキサーで細かくして晒しのような布袋で漉します


別の方のお写真拝借


水から布を取り出し絞った汁につけていきます
浸けては持ち上げ空気に晒します
いい色が出るまで10分程度出して浸けるを繰り返します


空気に触れると青色に変わってくるのよねー


いい色になったら
3リットルくらいにキャップ2杯程度のオキシドールを入れた液にジャブジャブつけます

オキシドール液と馴染んだら取り出して
5分から10分程度お日様に晒します

その後模様作りに使用したゴムやクリップなどを取り外し
水で色が出なくなるまでよく濯ぎます

干して完成です


友達の作品

折ったりゴムで縛ったりクリップで挟んだり色々やっていたけど
出来上がりはまとまった感じに
染物の魅力満載



友達の作品

重ねてビー玉を縛ったところが液のシミ具合に差が出て面白い
売り物みたいな完成度!!



私の作品

折ったところと広げて染めたところの色の差が見たかったのでこんな地味なデザイン
上の四角は割り箸で挟んでゴムで留めたもの
下の方の模様はビー玉

こういう素材任せな遊びはストレスフリーで楽しいね!
って事で

Oさんに来ていただいて後日
ギャラリーmeにてみんなでワークショップしました


材料も道具も運んでくださってワイワイ楽しくやりました


あー、楽しかった

実はこの日
午前中が絵本カフェでした
そして気分は浴衣だったのでそのまま染め物に突入

タスキまで用意(こういうことには力を注ぐ)


こんなキテンゲみたいな浴衣があるなんて感動!
アフリカ好きな私のために友人がプレゼントしてくれたもの

葉っぱがひたひたになるくらいの水を入れて・・・ブーン



ほーら簡単! 割り箸で挟んだだけでいい感じ

*折り紙のようにおったデザインでは折った部分が中に入り込んでいる場合白い部分が増えるのでその辺りも確認すると良いです



実はいっぱい染めまくったのでいっぱいできました

私は古着物を扱うところで端切れを200円で購入したのでリーズナブルに遊べましたよ

古布自体にシミがあったりするものもあったので
小さめの布や染めムラの目立つものは
後日
布エコラップを作るのに使おうと思っています
これもみんなに声をかけてやってみる予定です

9月終わりか10月に丹沢講房さんの軒先で
いい風受けながらやろうかと思っています

丹沢講房さんは丹沢大山国定公園に入る手前の東丹沢・蓑毛にあるお菓子屋さんです

丹沢講房さんにはジョジョや忍たまが揃っているので
お菓子やプリンを食べながら、きた順に布ラップをやったりお茶を飲んだり
まったりしたいなあと思っています

バスでも行けます
秦野駅から20系統蓑毛行き・終点です
山登りの人のスタート地点かな
ターミナルから川沿いを登るとあっという間に山の中です
川の対岸には大日堂という古いお堂があります
私の子供の頃は日常遊ぶ庭となっていたお堂
テニスの壁打ちにも使用していたお堂
重要文化財が収められているとのことで
恐れ多くて壁打ちしてた事実も隠蔽しなければと思っています


インスタFacebookからもアクセス可能


楽しみ楽しみ

藍染の布ラップもお楽しみに❤️




空摺って知ってた?

2020年08月12日 | 版画
版画をやりたいのか
版画でなくてもいいのか
ちょっと方向性を考えたくて
1年ぶりくらいに作品の整理をしてみました

ほとんどの版画の作品は
A4サイズの入る茶封筒に
エディション順に入れてあるのですが
ちょっとしたところから
試摺りとか
イメージスケッチとかが出てくる

しばらくみていないと
客観的に見れる気がする

感想は
「結構頑張ってたな、私」

ああ、この頃は半の重ねにハマっていたな、とか
形の面白さだけを色に任せて刷っていたな、とか
ペンでどこまで線が引けるか墨の具合に命をかけていたな、とか
楽しんでいるのがよくわかる

うまいとか下手とか以前の大切な気持ちがいっぱい入ってる

結婚式の時の席次表もプレス機を使って仕上げました

それがこれ↓


わー、影入っちゃった

中側がこんな感じ



こういう、形だけを版で刷るのを「空摺(からずり)」というのだそうです。

当時はそんなの知りませんけど
「エンボス加工」っていっていましたよね。
版画業界でなく印刷業界ですと多分エンボス加工の言い方が優勢

空摺のやり方はいろいろあるようですけれど
木版ではもう江戸時代にも使われていた技法のようです

掘ったところに紙を当てて
硬いバレンや木などでグリグリして
形を写しとったようです

私のこのポットと茶筅は
厚紙で形を切り抜いて
それをもう一枚の大きな厚紙に貼り
エッチングプレス機で刷ったものです

厚紙エンボスの良いところは
強すぎてもあてた紙が破れないこと
紙を濡らさなくても
カラーのケント紙が破れずに
よく形が出ました

写真のものはもう16年ぐらい昔のものなんですけどね
少し形が緩んだ気もするけど
それでも凸凹しているのって楽しい

また作ろうかな・・・