遊人ブログ

アルゼンチンタンゴのブログ

ユージン & アリサ ピックアップ動画

アルゼンチンタンゴ ユージン&アリサ

ブエノス・アイレスでのエキシビジョン

2008-03-19 | タンゴ
この5年の間、毎年2~3ヶ月間はアルゼンチン(BsAs)へ訪れ、現地の空気に触れ、地元の人や、世界中からタンゴ愛好家達の集まるミロンガやプラクティカへ通い、「リアルなタンゴ」を吸収し続けております。それは自分達の為でもあり、また、日本でのレッスンでもそのまま原寸大で伝えられるように日々、タンゴに触れる事のできる多くのところで観察と研究をしております。
 そして幸運にも2005年,2006年,2007年,2008年,と4年連続でブエノス・アイレスはセントロのミロンガでエキシビジョン出演する事が出来ました。
もちろん僕らは自分達から「躍らせてほしい」などと頼んだことは一度もありませんが、イベントのオーガナイザーから「踊るか?」と言われればなるべく承諾することにしている。アジア人のペアなのでわりと目立つらしく、大抵ミロンガへ遊びに行った時などにデモの依頼をされます。

そして今年はまず3月10日に「LA CATEDRL」で踊りました。



画像はパソコンに映した動画からキャプチャーしたのでかなり見にくいですが、とても雰囲気のあるところです。実は以前からここで踊ってみたかったので、一つ夢がかなった感じ。今回はほとんどインプロなので、なるべく色んな事ができるように、5分くらいのわりと長めの曲と、軽快なミロンガ。床はボコボコでしたが、ライティングなどがとてもドラマティックなので、たいへん気持ちよく踊れました。

こっちで知り合った友達たち、終始一緒に同行してくれたベースの東谷さん、結構危険な場所なのにブエノスに到着してすぐにもかかわらず、一人で来てくれたSちゃん、ありがとう!

そしてその1週間後の17日「Salon Canning」



実はこの日踊る曲がなかなか決まらず、3日前まで「あーでもねーこーでもねー」を繰り返しておりましたが、熟考した結果「Nido Gaucho」でアブラッソ感を大事に踊る事にしました。時折ヌエボなムーブメントを織り交ぜたり、魅せたいところを主張しながらうまく自分達のカラーを出せたのではないかと思っております。^^ 2曲目はミロンガの曲で「Molena」。この曲はとてもハッピーな気分になるので非常に気に入っております。

この日の僕らの席には会田桃子カルテットのメンバーや現地の友達、そしてお馴染み平井さんや、マサ君、ユカちゃんも来てくれました。いつもありがとね~。

何より嬉しかったのは、オーガナイザーがエキシビジョン終了後に「次はいつ踊る?○月○日はどうだ?」と言ってくれたことですね。残念ながら滞在期間外の日程だった為、断念せざるをえませんでしたけど、タンゴの表現者として現地の人に認めてもらうということは非常に嬉しいことです。今回も多くの課題を試すことが出来たし、それなりの結果も得ることができました。

「これで残りのブエノス滞在期間は気軽に楽しむだけだ~!!」

と、Canningの後、La virutaにはしごして、シャンパンやビールなどを煽っていると、

突然、「今週末、Tan Piolaで踊らないか?」という依頼が・・・・・。

今年は休めそうもないです(笑)。








コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする