今日は早起きをしたので、水(白湯)でドリップする簡易システムを作り、ポタポタと2時間ほどかけて2杯分のコーヒーを抽出した。
水出しは今まで何度もやっているが、今回のシステムはよく出来たと思う。豆はパプアニューギニアをシティローストに自家焙煎したもの。
抽出液を鍋で温めてから飲んでみると、不味くはなかった。これはまあまあ美味い部類に入るだろう。自己採点なら50点くらい。もっと不味いコーヒーを平気で出す店はいくらでもある。
湯でなら3,4分ほどで完了する抽出を2時間かけたわけだから味は濃かった。単純に液体が濃いというのではなく、複雑な味がしっかりと出ていた。とくに甘さをよく感じた。
しかし香りが求めているものではなかった。碾いたばかりの豆の香りを液体に閉じ込めたかったのだが、まったくそれはなかった。碾いたばかりの豆の香りをコーヒーの液体に閉じ込めることはなかなか難しく、私も最近になってやっとそれが出来かけたような時が1,2度あり、それなら熱を加えない水出しでやればもっと閉じ込められるのでは、と考えた次第。
昨日私が焼いた(パン焼き機で)オニオンブレッドと、近所で買ったオニオンブレッドを軽くトーストして食べ比べてみたら、80対70で私の負け。しかしなかなかいい勝負である。
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