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人に合う度に「暑いですね」と挨拶を交わすが、正直、どってことない。
だって湿度が低いから。
朝は玉露を熱湯で淹れて飲み、昼はホットの麦茶を飲み、
先ほど、本日初めてのコーヒー、エチオピアを飲んだ。
玉露はぬるい湯で淹れることが常識のように知られているが、
茶葉を少なめで、かつ熱湯で淹れるほうが、はっきり言って私には美味い。
低い温度でアミノ酸だけをことさらに強調させたいわゆる<玉露>はすぐに飽きた。
やはりカーンと熱いお茶をズズズっと飲みたいわけよ。
エチオピアはイルガチェフェではない品種で、香りがイルガチェフェほど強くなく、
イルガチェフェのあの強い香りが苦手な私でも美味しく飲める赤ブドウのような味わいのコーヒーなのだが、
まあ70点か。私のドリップミスでした。
麦茶はもうまったく普通の普及品で、一杯あたりおそらく1円くらいだろうか。
しかし美味いか不味いかというと、これがけっこう美味い。
甘みがあり、僅かな酸味も爽やかで、そこに苦みも程よく溶け込んでいて、
きらめきはないが、ひたすらに優しく癒される味だ。
故郷に帰ると、いつもどんなときも笑顔で迎えてくれる同級生の女の子という感じ。
それに比べるとコーヒーは、金も手間もかかる面倒な女、と言ったら語弊があるかな。
いや、ない。
しかしコーヒーを飲みたくなってしまうのは、なぜ。
本日も、おつかれさまでした。
E V O L U C I O